元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

僕を追いかけるストーカー

2006年12月09日 | 小ネタ
先日、朝の仕込みをしていると、納品に来た肉屋さんが
「子犬の鳴き声のするやん。どこおっと?」
と言われ、僕も表に出てみるとか細い泣き声で「く~ん
く~ん」と聞こえました。

声はするのに姿は見えず、肉屋さんと一緒に店の周辺を
探してみると、車の下から聞こえました。でも、車の下
を見ても姿はなく、車内を見ても犬などいなかった。

肉屋さんも「ありゃ?どこおっとや」と二人で首を傾げ
ながら、再度車の下を見てみると、エンジンマフラーに
15センチぐらいの子犬が挟まっていました。僕達の
姿を見つけると、「キャンキャン」と吠え出し、救助を
求めているようでした。

肉屋は心配しながらも、納品が他にある為、帰りました。

僕も仕込みがあったけど、車の所有者に連絡をし、車の
所有者が無事助けだしました。

しかし、その後、子犬は当店の店の周辺をうろつき、僕が
店の表に出るとシッポを振り、僕の行く先に付きまとい
ました。生後間もない犬は可愛いけど、飼ってあげられな
いので、無視をし続けました。

しばらくすると、犬が諦めたっぽく、姿が見えず「ほっ」
としていると、父が店に来て「犬の家に住みついとっぞ。
家の物置におるぞ」と言ってきた。

翌日、家から1キロぐらい離れた、山の入り口に捨てて
きました。でも、昼時に、当店の周りをまた犬がウロウロ
しています。成人犬ならまだしも、生まれたての子犬が
戻ってくるとは思いませんでした。

その状況を知って、犬が挟まっていた車の所有者が
「佐世保の知人にあげる」という事で、無事、野良犬
ストーカーから解放されました。

ラーメン屋が作るおせち料理

2006年12月09日 | ラーメン
日本一の行列店と言われている、秋刀魚煮干しや、
海老油で有名な「麺屋武蔵」の山田雄さんが
おせち料理を監修され、冷凍通信販売をされています。

「どっちの料理ショー」や「麺王」などのキッチンバトル
番組で、独創的でやりすぎるぐらい、やりまくり具材
てんこもりラーメンを作っていて、ラーメンでは考えられ
ない製法を盛り込まれていました。

僕が食べたいと思うようなラーメンでは無いものの、あの
様々なアイデアは、ラーメン界に革命を起こし、近年の
ダブルテースト製法の生みの親とも言えます。

そんな山田さんのおせち料理は、和洋中の3つのコンセプト
で作られた3段重箱です。一見、平凡ですが、28品の
説明書きを読むと、最高級素材をこだわりの製法で作られて
いるのを伺えます。

ラーメン屋が、ラーメンフルコース(フレンチ風ラーメン)
を作ったり、ラーメン屋監修カップラーメン、九州では
魁龍がコンビニ・おにぎりを開発したりと、都会のラーメン
屋は従来のラーメン屋では考えられない事もされていて
面白いです。

ちなみに、山田さん監修のおせちは、29800円(送料別)
です。