元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

れいんぼ~の教育論・・・子供叱るな歩んできた道、年寄り笑うな歩んで行く道

2007年11月14日 | 店主の人生哲学
そろそろ、現代の子供の事について語ってみます。

ジェネレーション・ギャップなんてのは、今始
まった事では無く、いつの時代もずっと、大人と
子供は交じり合えないものです。

そもそも、子供が大人、社会に反発する事は健全
な事とも言えます。

次世代の子供たちは、前世代が作り上げた社会を
崩壊したがるものです。

大人の美意識、道徳心、ルールとは相反する子供
の感覚が次世代を創造していきます。だから、
大人の文化を子供は否定します。

仕方が無いことですが、大人世代は長い年月と
経験の蓄積から、様々な固定概念が形成されて
しまっています。それゆえ、我々の美学、美徳
を後世に継承しようとしているのに、次世代の
子供達が受け入れず、大人に反抗的である事に
大人たちは納得いかず、大人の常識には無い
子供の発想に大人達は腹を立て
「近頃の子供たちは・・・」と、愚痴の1つも
出るのだと思います。

子供が大人に反抗するのにもちゃんと理由が
あると思います。

子供世代は上からゴチャゴチャ文句を言う
大人世代がうるさくて仕方ないのでしょう。

子供達は「大人のルールやモラルや道徳心を
俺達に押し付けるなよ。俺達は俺達のやり
方でやっていくから、古い考えの大人は
引っ込んでいてくれ」と思う感情が、反抗
的態度になると思います。

子供達は、エネルギーに満ち溢れている年頃
です。そんな何でも可能だと自信過剰になって
いるエネルギッシュな子供が、古い習慣、
古い文化、汚い社会を壊したいという価値観を
持つ事は健全だと思います。

まだまだ、書き足りませんが、もう眠いので
続きは近日書きます。

れいんぼ~の教育論・・・・エリート神話に惑わされるな

2007年11月14日 | 店主の人生哲学
大企業、銀行員、公務員、自衛官、政治家、官僚、教師
などの不祥事、犯罪が次々発覚して、謝罪会見が
毎日のようにテレビで流されています。

それでも、一流大学、一流企業のエリートコースが
幸せな人生であり、エリートは人間的にも立派である
という神話がまだ信じられています。

エリートすなわち「勝ち組」は、自分自身へのプライド
も一際高い場合が多いように思います。僕の拙い経験
から言い、自らを「成功者」「金持ち」と自覚してい
る人は、成金体質が強く細々と生活している人を
虫ケラの如く見下している場合が多く感じます。

エリート気質一本槍の「勝ち組」は、好きな事を
コツコツやっていき細々と生きる幸せの形を認めず
「負け犬の遠吠え」とあしらいます。国民全員を
エリートに成りたくて成れなかった人々、すなわ
ち脱落者としてしか見れない、屈折した心を持って
いる人も多いです。

そんな、歪んだエリート世界でも、何でも物が買え
る生活が幸せだとマインドコントロールされた人々
は、エリートコースを目指します。

でも、エリートの世界は間口が狭く目指したからと
誰でも成れる世界じゃありません。だから、エリー
トコースから外れる人も多くいます。エリートから
外れた人はエリートを妬み、自らの自信や誇りを
失い、何の生きがいも見出せぬまま無駄に人生を
費やす人も少ないないと思います。

貴族・市民・奴隷制度、士農工商、職業差別が
崩壊した現代でも、国民総中流社会を謳っていた
日本の姿とは程遠い、格差社会が生まれています。

れいんぼ~の教育論・・・・親の顔が見てみたい

2007年11月14日 | 店主の人生哲学
校内暴力などで、学校教育現場が最も荒れていた時代の
子供達が今の親世代です。だから、学校に対する敬意
などが薄く、学校をサービス業と同列で見る傾向に
あります。だから、子供が先生から怒られたり、子供が
不当な扱いを受けると、学校や教育委員会や文部科学省
に烈火の如く怒鳴りつけるモンスターペアレントが
生まれたと思います。

学校には散々文句をつけるのに、授業料、修学旅行積立
金、給食費は未納するという、とんでもない親も急増
しています。払わなくても済むものには、極力払わない
姿勢で、親は滅茶苦茶な自論を正当化しています。

経済的に言うと、今の殆どの子供は恵まれています。
物やお金を沢山持ち、生ぬるい生活を送っている子供
も多いと思います。しかし、中学、高校で「進路」
「進学」「就職」「将来目標」などをチラつかされ、
今までの生ぬるい生活が崩れていき、近い将来は
自力で生きなければいけない現実が不安で、子供た
ちはイライラしてくると思います。

学力社会は崩壊したとか言っていても、一流学校
進学、一流企業就職が幸せという神話は今も信じ
られています。お金を持つことが立派な人間であ
り、お金を持つ事こそ幸せな人生だと、金欲至上
主義の社会に日本は成ってしまいました。

親も、子供を一流大学、一流企業に入れる事で、
立派な家庭教育をした立派な親だと世間から
見られる優越感に浸りたく、親の見栄による
子供への過剰な期待が、子供を苦しめている
と思います。

れいんぼ~の教育論・・・・こんな日本に何故なった

2007年11月14日 | 店主の人生哲学
戦後、日本は全てを失った。

敗戦によりゼロになった日本を立て直そうと
国民皆が手に手を取り合い団結し復興しました。

雨風しのげる家が欲しい。
ひもじい思いはしたくない。

と、頑張り、高度経済成長を成し遂げ、日本は
急激に経済的に豊かになり、世界屈指の経済大国
へと裸一貫からのし上がりました。

経済的成功の代償とし、様々な公害問題が発生し
ましたが、この事は今回の論点とはズレるので
省きます。

レジャー、リゾート時代そして、バブル絶頂期まで
日本は経済発展をし続けました。

物を所有する事、金を多く持つ事が自分の存在価値
だと、成金体質に日本中が浮かれていました。徐々
に、本来の日本人らしさが薄れ、自分の利益の為
なら他人を落とし入れたり、他人に損害を与えても
良いという歪んだ思想を持つ人々まで出てきました。

おいしい物、いい車、立派な家、高級ブランドの服、
いいインテリアなどの味を知った日本人は、もう後
戻り出来ない贅沢体質が出来上がってしまいました。

人間は貪欲で、もっと、もっと、と、果てしない
物欲が生まれてきました。

そして、日本人は欲しい物を何でも買える生活が
幸福であると信じて爆走してきました。

今の子供は、ベビーブームの子供とは比較に成ら
ない程、贅沢していると思います。少子化ゆえ、
子供に消費出来るお金は遥かに上がったはずです。

誕生日やクリスマスやお年玉というと、両親、
祖父母、叔父、叔母、近所のおじさん、おばさん
までもプレゼントしてくれるような時代です。
物質的に恵まれ、高額な物でもおねだりしたら
買ってもらえる時代です。

れいんぼ~の教育論・・・プロローグ

2007年11月14日 | 店主の人生哲学
僕は教育論を勉強した事が無い素人ですし、
自分の子供もいなく、日頃子供たちと接する
機会もありません。だから、今の子供たちの
現状はテレビ、新聞の情報が殆どです。

しかし、少子化時代にも関わらず、少年犯罪
は増加する一方です。しかも、一昔前では
考えられないような残忍な少年犯罪が起きて
います。

最近は、教育をテーマにしたドキュメントや
討論の番組も増えていて「近頃の子供は
キレやすい」「人の痛みが分からない子供
が増えている」など月並みな討論に成って
いて「子供がおかしい」「今の子供の親が
おかしい」とか言っているだけで、何とも
スッキリとしない番組が氾濫しています。

小学生~高校生までを対象にした調査でも
40%の子供は精神的なトラブル、悩みを
かかえている・・。と、悩みを抱える事と
学級崩壊、少年犯罪、イジメの陰湿化、
自殺急増を簡単に結びつける風潮にも
僕はいささか疑問を感じます。

子供たちがイラついていて、不安を抱えて
生きている原因を作ったのは紛れも無く
大人たちです。

学校教育制度が歪み、勉強が受験の方向に
しか向いていなく、子供に勉強・勉強と
駆り立て、内申書重視の制度が子供を
イラつかせた極点だと思います。

僕はズブの素人ゆえ、教育評論家、教師、
教育関係者のようなプロの視点とは全く違う
視点で、今の子供・教育について考えて
みたいです。

トライアルの新スポット「肉飯や」

2007年11月14日 | 唐津の大衆食名店
トライアル唐津店の「しば麺」の場所に、「肉飯や」
がオープンしました。

豚丼専門店です。

僕は福岡に住んでいた当時は、毎日「吉野家」という
時期もあり、激安のサービスデイなどの日は、並盛り
5杯とか食べていました。

唐津市にも「吉野家」そっくりのオレンジの看板で
「吉野家」そっくりのユニフォームだった牛丼屋
「吉田家」がありましたが、今は閉店しました。
「吉田家」は佐賀牛の870円牛丼をメインに
していましたが、牛丼では佐賀牛の良さは分から
無かったし、味付けが淡白だったのも問題でした。

ニッポンハムからレトルトの牛丼が出ていますが、
あれは肉の旨みを一切感じれません。

実は、僕が作る牛丼は、結構吉野家に近いと思って
いて、唐津市では旨い牛丼が食べられなかったの
で、よく自作していました。

ようやく本題ですが、最近「トライアル」にオー
プンした「肉飯や」は豚丼の店で、かなり旨い
という噂を聞いていました。

肉飯大盛り&生卵&キムチを注文し、カウンター
席で食べました。1口食って・・「ふむ、ふむ」
「こりゃ、ウメーな・・・。吉野家より少し甘め
の味付けですが、ここは今後常連になる店だ」と
決めました。ペロッと無くなり、すぐに追加オー
ダー・・。

再び、肉飯大盛り&生卵・・・。またもや、すぐに
僕の腹の中におさまりました。

メニューも全体的に昔の吉野家テイスト(今の吉野家
はカレーやら鮭定食やらカツ丼やらメニューが豊富です)
ですが「炙り肉飯」というオリジナルメニューもあり
ました。

価格も割とリーズナブルで、お客が多いトライアル内で
唯一の食事処だし、あの味なら必ず大ヒットする店でしょ
うね。

ぴーぷる放送  唐津くんち2007町廻りダイジェスト

2007年11月14日 | 唐津・からつ・カラツ・KARATSU
今夜、今年の唐津くんち11月4日のダイジェスト
がぴーぷる放送で放送されていました。

毎年「宵山」「曳込み」「曳出し」の模様は放送され
ていますが、今年は総力を上げて製作されたような
力作でした。町廻りの主要ポイントに、くまなく
カメラが配置されていたようで、今まで僕が見物した
事が無いポイントの映像も多く放送されていて見応え
充分でした。

来年の唐津くんちも、今回のように充実した番組内容を
期待したいです。

4日の曳山展示場に帰るシーンもあればもっと良かった
です。僕の個人的な好みでいうと、唐津神社の初くんちの
模様も放送してほしいです。10年前ぐらいまでは放送
していましたが、今は各町の囃子をじっくり聴く機会が
無くちょっと寂しいです。

北の国から ’87 初恋

2007年11月14日 | 映画レビュー



3回目の「北の国から ’87 初恋」を見ました。

連続テレビドラマ時代の「北の国から」を含めても、全シリーズ
で、この「初恋」が一番好きです。
純が、反抗期、初恋と、ほろ苦く
甘酸っぱい少年期を脱皮しようとしている時期です。
各場面に強く共感出来るシーンがあり、何とも言いがたい
胸キュン(死語)物語です。

ヒロインの横山めぐみがいいです。

このYOU TUBEは連続テレビドラマ時代の動画です。


ヴェニスの商人

2007年11月14日 | 映画レビュー
ユダヤ人は16世紀にも迫害された歴史があった事を
初めて知りました。

ユダヤ人は、ヴェニスの一般市民と差別され、一箇所
に収容され、ユダヤ人が外出する際は赤帽子の着用が
義務づけられたらしいです。赤帽子で町をうろつくと、
顔にツバを吐き掛けられたり、物を投げつけられたり
散々な仕打ちを受けます。

ユダヤ人には様々な権利が与えられず、奴隷としての
低賃金で過酷な仕事で、まともな食事を与えられない
か、高利貸しで何とか生き延びていた。

ユダヤ人の高利貸しのシャイロックが、キリスト教の
市民に対して反撃する為に、未払い者に対する裁判を
起こした。借用書の担保欄に、未払い者の「心臓」を
書いていたので、借用書の有効性を裁判で認めさせ
合法的に殺す計画だった。

しかし、反ユダヤ教のキリスト教者裁判で、勝訴する
はずも無く、シャイロックは反撃を受け、無一文に
なってしまいました。

先日、ドキュメント番組であっていた「国を訴える
市民」という、中国の現状を映した番組を思い出し
ました。今、中国は高度経済成長期で、リゾート施設、
ビル建設ラッシュです。その為、市民に立ち退きを
強制していますが、さすがに中国は凄い。戦車や、
軍隊、警察が出動し、ユンボーなどの重機で、人が
中にいる家や、営業中の店を次々に破壊していました。
もちろん、そこに住んでいる住民や店の所有者は激怒
し中国市民が団結し、中国国家を相手どって裁判を起
こします。でも、1次裁判であっさりと市民側の訴え
が敗訴しました。どんなに頑張っても、中国では市民
が国家に勝つ事は無理なのでしょう。

この映画でも、16世紀は、ユダヤ教者は、キリスト
教者に絶対勝てない理不尽さがあったのでしょう。