古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

中国地方周遊の車中泊旅(4)

2022年12月21日 | 旅行・車中泊
2022年11月11日、雲一つない快晴の朝は充実の一日を予感させてくれます。朝からワンコの散歩で歩いてみてビックリ。この「道の駅キララ多伎」は日本海に面した丘の上にあって、裏の階段を降りると海水浴場がすぐそこで、夏場は一日遊べそうな場所です。日本海に沈む夕陽が素晴らしいのが容易に想像できます。ひとしきり散歩した後、パン屋さんが開いていたのでパンを買ってテラス席で朝食をとったので出発が10時になってしまいました。








この日は当初は石見銀山に行こうかと考えていたのですが、ワンコを連れて行くにはなんだか中途半端なところで、下手をするとバスに乗ることになりそうなのでやめました。それで、前日から島根出身の後輩がFacebookを見てアドバイスをくれていた三瓶山に行くことに決定し、行く途中には以前から行ってみたかった物部神社があるので、そこにも寄ることにしました。まずは掛戸松島へ行ったのですが、ここは写真を撮るだけにして先を急ぎます。




ここからは南下して海岸としばしのお別れです。物部神社は島根県大田市にある石見国一之宮で、祭神は物部氏の祖神「宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)」。大阪の河内を本拠地とし、大和の石上神宮を奉斎する物部氏に由来の神社がなぜこの石見にあるのか。只今その物部氏を勉強中です。







物部神社から東に10分ほど走ると三瓶山が見えてきます。と同時にふもとに広がる大きな広場が目に飛び込んできたので、駐車場に車を停めてワンコと一緒に草原を散策しました。紅葉で色づき始めた山の上に広がる青い空のもと、歩いているだけで気持ちがいい。三瓶山の「西の原」といいます。




三瓶山の南麓をぐるっと回って「東の原」に向かいます。こちらはスキー場になっていてリフトがあったので、ワンコを抱っこして一緒に上まで登りました。太陽の光を受けてススキがキラキラと輝いています。




青空のもとでの山の上からの眺めは何とも心地よくて気持ちを晴れ晴れとさせてくれました。








いつまでもここにいたいと思わせてくれる場所でしたが、そうもいかないので山を下りて、リフト乗り場の前にある「星空のレストラン」のテラス席でコーヒータイムにしました。





いいところを教えてもらったと後輩に感謝しながら三瓶山をあとにして再び日本海に向かって走り、琴ケ浜を目指します。今回の行き先を調べる中で初めて知った場所で、鳴き砂で有名みたいです。浜への入り方を間違ったのか、車を停める場所が無くて不安になりましたが、堤防沿いの細い道を恐る恐る走っているとトイレがあって、隣の空き地に駐車することができました。



浜に足を踏み入れてビックリしました。歩くとキュッ、キュッと音が鳴ります。こんなにきれいな音が出るとは思っていなかったので何だか嬉しくなって歩き回りました。ワンコが走るだけでもキュキュキュキュキュキュ・・・・・。時刻はいつの間にか16時を過ぎて日暮れが近づいてきたとき、少し離れたところに白いドアがポツンと立っていることに気がつきました。





どこでもドアです。ここでもひとしきり遊んでいると、いよいよ日没が迫ってきたので車に戻り、先に見つけていた展望台に向かいました。展望台への階段は草木に覆われて登ることができませんでしたが、目の前の道路から沈む夕陽を眺めました。これぞ車中泊旅の醍醐味です。赤い太陽が海に沈んで見えなくなるまで眺めていました。





この日の予定はこれにて終了。お昼を食べていなかったので腹ペコ。晩ご飯は中華をお腹いっぱい食べました。



食後に30分ほど走って入浴場所の湯屋温泉「リフレパークきんたの里」に到着。この日に行った物部神社、三瓶山、琴ケ浜でのひと時を振り返りながらゆっくりお湯に浸かりました。この日の車中泊場所「道の駅ゆうひパーク浜田」にはナビに頼った結果、少し道に迷いましたが何とかたどりつくことができました。

4日目のこの日の走行距離は151.4キロ。知らない道を走ることがどんどん楽しくなってきました。

(つづく)







↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。









コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国地方周遊の車中泊旅(3) | トップ | 中国地方周遊の車中泊旅(5) »

コメントを投稿

旅行・車中泊」カテゴリの最新記事