アルツハイマー型認知症の攻撃から健脳を守る ＜４４＞

アルツハイマー型認知症と酒（last）
アルツハイマー型認知症の発症に関して、赤ワインのポリフエノール効果が確かであることがわかってきたのです。
金沢大学の山田教授さんらの実験によって明らかにされたのは、ポリフエノールのミレセチンという物質が有効に働くということがわかったのです。
アミロイドβたんぱくが線維状になったもの（老人斑という名の神経毒）にたいして、ミレセチンが作用すると、アミロイドβたんぱくの線維化が阻止されるし、いったん、線維状になったものが、元のアミロイドβたんぱくにもどる現象がみられたのです。