一拍おいてトリタスは続けた。
『私たちがここから引き返したという『しるし』を残したいと思っているのだが、何かいい案がないか』
この問いかけにギアスが、即、答えた。
『この大木の根元に石塚を築いておいたらいいのでは』
『うん!それはいい』
方針は一発で決まった。
一同は、一斉に作業に取り掛かった。そこいらにある石をかき集めて、大木の根元に思ったより大きめの石塚を作り上げた。
『お~お、出来上がったか。これでいい、これでいい!』
トリタスは、大満足であった。彼は、これを機に皆に声をかけた。
『では、皆、いいな、出発だ』
一同は、築いた折り返し点の石塚を目にとめて、帰路の一歩を踏み出した。
『私たちがここから引き返したという『しるし』を残したいと思っているのだが、何かいい案がないか』
この問いかけにギアスが、即、答えた。
『この大木の根元に石塚を築いておいたらいいのでは』
『うん!それはいい』
方針は一発で決まった。
一同は、一斉に作業に取り掛かった。そこいらにある石をかき集めて、大木の根元に思ったより大きめの石塚を作り上げた。
『お~お、出来上がったか。これでいい、これでいい!』
トリタスは、大満足であった。彼は、これを機に皆に声をかけた。
『では、皆、いいな、出発だ』
一同は、築いた折り返し点の石塚を目にとめて、帰路の一歩を踏み出した。