ざわめきが指呼の距離となる、姿、形が見えてきた。アエネアス隊の4人であった。ギアスが声をかけた。
『イリオネス、俺たちだ』
ギアスの声が彼らにとどいた。
『おう、ギアスどうした』
『どうしたも、こうしたもない。何が来るか。俺たちは身を潜めて、様子をうかがっていたのだ』
トリタスも、荷役の者も、山刀の抜き身を手にして近づいてきた。トリタスはアエネアスに声をかけた。
『統領、ひょんなところでお会いしましたね。もう、帰る野営地も目と鼻の先です。一緒にまいりましょう。』
『そうだな。そっちはどんな具合だった?』
『え~え、でっかい土産を持ってきました。』
『そうか、そうか。よかったな。話は、野営地に着いてから話そうではないか』
両隊は、連れ立って野営地に向かった。
『イリオネス、俺たちだ』
ギアスの声が彼らにとどいた。
『おう、ギアスどうした』
『どうしたも、こうしたもない。何が来るか。俺たちは身を潜めて、様子をうかがっていたのだ』
トリタスも、荷役の者も、山刀の抜き身を手にして近づいてきた。トリタスはアエネアスに声をかけた。
『統領、ひょんなところでお会いしましたね。もう、帰る野営地も目と鼻の先です。一緒にまいりましょう。』
『そうだな。そっちはどんな具合だった?』
『え~え、でっかい土産を持ってきました。』
『そうか、そうか。よかったな。話は、野営地に着いてから話そうではないか』
両隊は、連れ立って野営地に向かった。