あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

背を汽車通る草ひく顔をあげず   放哉

2009-08-11 07:00:25 | 日記
昭和記念公園

「サギ草」マニアは多いですね。
育てるひとも写真を撮る人も多いですね。

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サギ草の飛び立つ姿懐かしき あきオジ

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今日の放哉

背を汽車通る草ひく顔をあげず 

いかにも負け惜しみ。
そんなところが放哉らしい。
個性であり、魅力ですね。

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今日の子規


木槿咲く塀や昔の武家屋敷

俳句を作る人に必要なのは色彩に関する感性と言葉
そんな気がします。「晩春」(小津安二郎監督作品)を見ていたら、立ち去った後の気分や匂いこそ俳句だと気付かされました。見えたものを表現したところで余韻は残りませんね。

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台風が迫る夜の風の音  あきオジ