あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

落ちかける石を抱えて藤の花  子規

2009-08-22 06:34:03 | 日記
昭和記念公園の向日葵

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今日の子規

落ちかける石を抱えて藤の花  子規

季節外れの句ですが。「ある」と思わせる句ですね。
こんな風景が日本人は好きなのですね。

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今日の一茶

鳴く猫に赤ん目をして手まり哉

手まりをして遊ぶ女の子とまりに
ちょっかいを出したい猫との対比が面白い。
いかにも一茶
でも良寛と間違いそう。

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今日の方代

一枚の手鏡の中におれの孤独が落ちていた

いかにもという内容で表現ですが、これはこれで、方代さんの作なのでしょう。一通り読んでみたところで、年代ごとの作品を比較してみたいですね。

すてられし下駄にも雪がつもりおるここに統一があるではないか

下の句が、この歌の独特のまとめ方なのでしょう。深い意味があるというより脈らもない言葉をつなげたときの意外な響き合いを楽しんでいる。そんな感想をもちました。もちろん、正当な読み方があり、解釈もあるのでしょうが、そんなことはどうでもよくて、自分は自分です。

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夕べの風

昨日は、プロバイダーの都合なのでしょうか
朝は、更新ができず、そのままになってしまいました。
年をとると待つことができません。
「まあ、いいや。午後になったら」という切り替えができないのですね。

これからは更新もゆっくりしましょう。

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