あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

なぜか気分はアビーロード

2009-08-14 07:09:56 | 日記
雨の横浜桜木町駅前

歌でも流れそうな気分
雨もいいですね。

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今日の芭蕉

朝露によごれて涼し瓜の泥 

涼しげな景色は気持ちがいいですね。
時代の景色のようにも思えます。
芭蕉だって、このような句を作る。
そう思うと嬉しくなります。

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今日の蕪村

わするなよほどは雲助はととぎす

雲助でもふんだんに聞けるということをお忘れなく。そんな解説がついていましたが、北海道の人は、広大な風景は当たり前、漁港に暮らせば、新鮮な魚は食べるのは当たり前。そんな状況。当たり前がよそでは当たり前にならない。
さりげない表現がいいですね。

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猛暑なりへそ出し歩く麦帽子  あきオジ

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朝の風

今日は仕事の日
帰りは猛暑
でも、土日も
休み。

何もない日は小津映画。
「男はつらいよ」も中盤戦に入った。
13本観ました。

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ロダン

ロダンとカミーユとの関係を取り上げたドキュメンタリー番組をしました。
ロダンとローズの関係、そしてカミーユとの三角関係。
その関係と作品について説明を加えていました。
以前、観た番組の再放送でした。

ロダンの肖像写真とか葬儀の様子を写したフィルムが紹介されていましたが
いかにも巨匠、その評価を受け入れているようなある種傲慢な姿です。
あまり、好感が持てませんでした。

先日、上京したさい、西洋美術館に立ち寄りました。
そこには「カレーの市民」と「地獄の門」そして「考える人」が展示されていました。考える人の量感とブリューゲルの緊張が印象に残っています。
でも、私はロダンの作る彫刻にさほど魅力を感じません。
ミケランジェロがいれば、それで十分なのです。

久しぶりにロダンを取り上げた番組なので興味深く観ました。

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夕べの風

「チャイコフスキーが音楽史上に存在しなくても、困りはしない」と言い切った評論家がいました。そういうあなたがいなくても誰も気にしない。
その時代、権威あるとされる評論家が歴史上、評価が変わらないことなどない。

一番売れた曲がその時代の名曲なのです。
その名曲も時代が評価を変質するのですね。


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