あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

蛙には蛙の品格みえている  あきオジ

2010-08-12 20:58:43 | 日記
みなとみらいのエレベーター

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リンリンと凧上りけり青田原  一茶

ひいき目に見てさえ寒き天窓哉  一茶

蝶見せよ親子三人寝てくらす  一茶

(一茶の読み始めです。一茶もたくさん、そして繰り返し読んでいれば、向こうから近付いて句て暮れる。そんな気がします。根っから楽天的です。)

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なれれば見えてくる。

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寂しいぞまた葉が落ちて空ひろし   あきオジ

2010-08-12 18:03:45 | 日記
この写真はみなとみらい

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思慮深く瞬きもせぬ青蛙  あきオジ

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「芭蕉百名言」山下一海著

句々そのみ念を入れるものにはあらず

(大意 一句一句は、それほど念を入れて作るものではない。「去来抄」より)

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猛暑の次は台風情報ですね。
今年の猛暑でクーラーとかき氷の売れ行きが伸びたと言います。
景気がよくならないと就職できない若者が増えてくる。

世の中、何がどのように転ぶか
わかないものです。

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夏休みそれぞれの夏ありやなしや   あきオジ

2010-08-12 06:31:59 | 日記
深大寺山門の土産店
夏休みを利用して「げげげの女房」ツアーを楽しむ人がいっぱいです。
「楽しみには乗る」
それがいい!

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現代俳句はいかなるものか
「山本健吉 基本季語500選」という
辞書のようなもので読んで見たのですが

芭蕉も蕪村も子規も虚子も同じように分類されて
違和感がないのですね。

時代を感じないし革新の空気も感じません。
まあ、それはそれでいいじゃないかとも言えますが・・・

とにかく、時代の空気を感じないのですね。
「○○忌」と「戦争体験」で時代を表現する以外には
表現の場がないのでしょうか。

俳句形式が固定しており、季語を入れる約束ともなると
表現の範囲が限定されており
「だからいいのだ」「それでなくては俳句じゃない」という
説明は無理があるようです。

時代を「すくい取り」コラージュ風にぶつけ合う。
そんなことが可能でないと「どれも同じ」でつまらないのです。

素人親父の今の感じ方なのですが
今は、「まあ、いいや」「これは便利な表現形式だ」という思いで楽しんでいます。

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風かおる羽織は襟もつくろわず  芭蕉

秋風のふけども青し栗のいが  芭蕉

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夏休みも佳境ですね。
でも、それも終わりますね。
青春とは「今を楽しむ」こという意味なのでしょうね。
先を読みすぎるのは年寄りの悪い癖ですね。

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あるがままそっと置かれた花の盆   あきオジ

2010-08-12 06:08:08 | 日記
神代植物公園のベコニア
毎回違っています。

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山門を出でて下りけり秋の山   子規

秋の山御幸寺と申し天狗住む   子規

(子規について語る知識もなければ見識ももちあわせていません。でも、子規の句を読むと「上手」という感じが先に来ますね。切り口、目線が鋭いし、表現も巧み。でも不思議なもので「上手」だと流れていってしまうのですね。私のような素人で知識のない者には、「つっかかり」「ためらい」「不器用」そんな句に惹かれるのですね。そのうち、大いに評価し感動することになるかもしれません。)

(きっと、脱皮してものを見ることになるかもしれません。)

夏終わる説教するもおこがまし   あきオジ

2010-08-12 05:54:08 | 日記
俳句に挑戦
素人親父が老後の楽しみとして始めたのですが
数か月経ちますが
けっこうもっていますね。

師もなく
結社にも入らず
投稿もせず

ただ、好きなときにつくって
自分のブログにアップする。

上達など期待せず
高踏的になることを望まず
教養的なる厭味はさけて


写真とセットにする。
ただし、写真と結び付けることを考えす
数だけこなす。

説教がましい内容は自分に向けたもの。
一人称のひとり言
そんなことが軸となる
それもまた、どうでもいいことです。

なぜなら、このブログは毎日のメモにすぎないのだから
飽きるまでやってみよう

そんなことなのです。

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もう、あれこれ教えてもらうなどたくさん。

いつまでも学び続ける。
それも鬱陶しい。

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「好きなことを好きなだけ」

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旅はゆうかげの電信棒のつくつくぼうし  山頭火

ことしも暮れる火吹き竹ふく  山頭火

(このため息を感じる句は身近ですね。ちくっと刺すような表現に出会うのも楽しみになりました。繰り返し、読み続けることが大切なのですね。)


夏休み起きる時間ね深さ知る   あきオジ

2010-08-12 05:34:47 | 日記
一茶は江戸時代の人
芭蕉に「おいつけ、おいこせ」を標榜した時代の人

長野県の雪深い土地で生まれた人
江戸に出て来て、そして郷里に戻った人

けっこう世俗的ないざこざにこだわり
そして、生きてきた人

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車座に居直りて鳴く蛙哉  一茶

痩蛙をまけるな一茶是に有  一茶

たのもしやてんつるてんの初袷  一茶

(高踏的、趣味的な句が流行する時代、世俗目線を据えている。そんな一茶も通俗性に媚びなければ生きられない。そんな葛藤もあったのでしょうね。「生活がかかる」苦渋の句が好きです。そのレベル、そんなもの分かりません。評価など、時代と共に変わるのですから。)

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お疲れ様です。
盆休みの帰省ですか?
私には帰る場所がありません。

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