あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

大の字に寝るも切ない暑さかな   あきオジ

2010-08-20 20:58:57 | 日記
このブログというか
私のことを不気味と考えているか分かりませんが
コメントがほとんどありません。

ブログは個人的なものですが
読んでくださる方と野交流がなければ長続きしません。

思い出したりしたときコメントを残してください。
楽しみにしています。
お願いします。

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浅草伝法院通り
江戸時代の浅草を模した通りです。
それはそれ楽しみましょう。

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晩の煙りを出して居る古い窓だ  放哉

嵐が落ちた夜の白湯を呑んでいる  放哉

月夜の葦が折れとる  放哉

(山頭火も放哉もこれから好きになれそうです。異端の人が中心になる。それが歴史なのですね。正統的な伝統の後継者は、堕落させた人として批判にさらされる。そんなものなのでしょうね。)

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これから「松山千春」のライブを録画しておきましたので
それを見ます。
楽しみにしています。
そして挫折しそうな「イサン」を見ます。

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提灯の雷門はいづこかな  あきオジ

2010-08-20 20:47:16 | 日記
でかすぎて字が読めない
提灯は分かるけれど文字が分からない。
笑える話だけれど
笑うと失礼な話

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うしろすがたのしぐれてゆくか  山頭火

いつまで旅することの爪をきる  山頭火

笠をぬぎしみじみとぬれ   山頭火

(繰り返し読んでいると作品の表情が変わるし、年をとると感じ方が微妙に変わる。普遍的な価値など信じない私です。感じ方も微妙に変わるのです。)

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矢野顕子のリサイタルの番組も見たのですが
好き嫌いを作ってはいけないと思いましたね。
好き嫌いをはっきりし、評価したがる人がいますが
感心しませんね。

そのようなひとはどうでもよいのですが
自分は化ける可能性があるし
突然見えないものが見えたりする。
それまで苦手だったものが味わい深いものとして受け入れられる
そんなことがいっぱいあるのですから
「今はその時期ではない」程度がちょうどいいのですね。

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ここまでの命と言われることをまだ知らず  あきオジ

2010-08-20 20:07:56 | 日記
今日も猛暑
昭和記念公園に出かけるつもで立川まで出かけたのですが
帽子を忘れたという理由をつけて中止しました。
デパートの本屋で短歌集を一冊買って
家に戻りましt。

家では「ジャッジ」その2のシリーズを見ていました。
涙が簡単に出てしまう年になりました。
繰り返し泣いていました。

感動して泣くことは好きです。

「海猿」「ドクターコトー」などは
音楽を聴いただけで涙が出ます。
懸命に献身する
人の命を救う。
そんな仕事を主題にしたドラマは
ドラマだと思っても泣けますね。
これで音楽がつくともう滂沱の涙

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浅ましや熟柿おをしやぶる体たらく  一茶

鬼灯を取ってつぶすやせなかの子  一茶

旅人の垣根にはさむおち穂かな  一茶

(情感にそこで暮らす人の匂いが感じられるのが一茶の句の魅力ですね。野卑あったり、俗語に媚びた作品もありますが、今の鑑賞力ではついていけません。)

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「松山千春」のライブ番組を見ました。
彼の繰り返しが多い歌詞もいいですね。
歌唱も過剰にならないですね。

このごろ段々と土地の匂いがして、淡々として
過剰にならない歌詞のものが好きですね。

でもね。演歌はどうしても好きになれません。
展開の先が見える歌詞は苦手ですね。

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淡々とそれがいいね秋になる   あきオジ

2010-08-20 07:11:18 | 日記
川越のショーウンドウで見つけました。
懐かしい。
懐かしとは、戻れないということ。
戻れないところに戻りたい。
そう言うことで安心する。
人って不思議ですね。

分かっているのに口にする。

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森の雪河原の雪や冬の日  放哉

低い戸口をくぐって出る残雪が堅い  放哉

ころりと横になる今日が終わってゐる  放哉

(繰り返し読んでいる何かが見えてくる。そんなことに気づくことがあります。その発見が楽しいですね。)

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未来はあるのではなく、今から、続くのです。

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このごろは猛暑に馴れて気にもせず  あきオジ

2010-08-20 07:08:41 | 日記
この句に記憶があるかたメールください。

手にとらば消ん涙ぞ秋の霜

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よしずを吊るした風景です。
川越の民家で発見しました。
都心部では見かけない風景ですね。
このようにして一つ生まれては一つ消えていく
どんなことも同じなのですね。
その摂理に上手に乗りたいですね。
ふんわりとね。

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みほとけのかげにぬかづくもののかげ  山頭火

木かげ涼しく石仏おはす  山頭火

(ゆっくり繰り返し読んでいるうちに肌になじんでくるでしょう。そんな気楽さで読むことにしています。)

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思えば、急ぐことなどなにもない
そう思う。
でも、日々の生活ではそうはいかない。
しなければいけないこと
しておきたいことがいっぱいある。
でも、本当に大切なことは遠まわしになってしまう
それって、何となくつじつま合わせですましてしまう。
思えば始まれば終わるけれど
終わる前に次の次のひ積みが生まれてしまう。
それでも何とかなる。
でも、一つだけ分かることは、休んではいけない。
それだけ。

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手に落ちる涙をにぎる訃報かな  あきオジ

2010-08-20 06:07:07 | 日記
顔を覆い
むせび泣くしかない
そんな訃報がありました。
段々寂しくなります。

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山の色澄みきつてまつすぐな煙  山頭火

夢深き女に猫が背伸びせり  山頭火

谷間そこにも耕す人の鍬光る  山頭火

(「・・・きって」「・・・・だけ」というような鋭角的に表現するのが山頭火にして放哉にしても好きですね。俳人の表現の特徴なのでしょうか。研究しているわけでもないので分かりません。でも、そんな区切りたが気になります。こんなこだあり、私は好きです。)

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「ジャッジ2」を今日は見ます。
けっこう感動します。
録画しておいて繰り返し見るつもりです。

これは年寄りの特権ですね。