あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

懐かしき笛や太鼓を叩く夜   あきオジ

2010-08-22 18:29:19 | 日記
立川の祭の中で、太鼓集団でリーダーをしていたおじさん
なかなかの人で
子どもたちを巧みにリードしていました。
このような伝統行事についてあれこれ
伝習されることがいいですね。
いくつかのことで指導者になれるといいですね。
伝統的なことを軽く見てきた
その報いがきたような気がします。
どんなことでも根っこがないものは長続きしないのですね。

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夏祭りが終われば
すっかり秋の準備が完了する。
そのようにして次の行事のけじめをつけていたのですね。

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さみだれの空吹おとせ大井川   芭蕉

さみだれや蛍煩ふ桑の畑   芭蕉

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日曜日は
「こころの時代」
「NHK俳壇」「NHK歌壇」
そして夕方は「鬼平犯科帳」「剣客商売」
「日曜美術館」と見なければならない番組が並んでいます。
テレビ小僧ならぬ
テレビ爺さんなのです。
多の曜日も似たようなものです。

どうしてテレビ爺さんになったのでしょうかね。
外に出ること
受け身ではないことに専念すること
そんなことを考えているうちに
何となくテレビ爺さんになってしまいました。

もう本は読みませんし
映画も見なくなりました。

そんなこんなでこうなりました。
まあ、いいか
いや、当面はこれでいいのだ。

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自分の色を消して次の任地に向かう。
ブルーインパルスの体調の言葉が印象に残っています。
「海上保安庁」勤務の体調の言葉も印象に残っています。
どこかで視点が違っています。
覚悟のしかたが根本的に違っているのでしょう。

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炎天の御神輿担ぎの柄褌    あきオジ

2010-08-22 17:00:58 | 日記
立川の祭りでした。
伝統的な舞い
なぜか、岩手のちゃぐちゃぐ馬こ御一行様
町内会の御神輿
宗教団体の太鼓など
盛りだくさん
暑さでまいっていましたがそれはそれ
「こんなことやってられない」という顔して楽しんでいるおじさん
仕切りたがるじいさん
ミス○○の女性と
日産のオープンカーに載っている商工会会長
それも伝統的でいいし
衆議院議員などの挨拶も時代錯誤であっても
それもいい。
どれもこれも難しいこと言わないで続けている。
改革?
そんな面倒なこと誰もしようとしない。

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ちる花にはにかみとけぬ娘哉  一茶

秋風やあれも昔の美少年  一茶

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立川の祭で披露された伝統舞踊
それがなかなかでした。
若い男女が複雑なステップの踊りを披露していました。
さすが東京、若い人がいますね。
しかも男性の踊り手も多い。
伝統芸能回帰というか流れになっていますね。

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祭りと言えば御神輿担ぎ
褌姿のいなせな担ぎ手もけっこういますね。
柄もなかなかカラフルで柄ものもけっこう人気のようです。
こんなところにもおしゃれ感覚が働くのですね。

御神輿を担ぐ人
それぞれの思いがあるのでしょうか。
けっこう刺青の人もいますね。
若い人も全身に入れているのですね。
茶髪に刺青
驚きました。
ここにもそれぞれの人にそれぞれの人生
があることを知りました。
覚悟の強さが彼らの迫力につながっているのでしょうか。
そう思うこともできそうです。

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するすべり健気に真夏咲き続け   あきオジ 

2010-08-22 07:18:10 | 日記
皇居の二の丸の庭園です。
百日紅が咲いていますが、それ以外にはめぼしいものがありません。
次の季節の準備をしているのでしょうか。
池もコウホネが小さく咲いているだけです。
猛暑の中、散歩しえいる人も疎らです。
「この暑い中、ものづきな」と言われそうです。

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バイロイト音楽祭で演奏された
「ワルキューレ」を聴きました。
(録画しておいたのです)
延々と続く音楽
ワーグナーはどのような意図でこの長大な音楽を意図したのでしょうか。
人には理解を越えたことを考える人がいる者です。
「天地創造」のミケランジェロ
「カラマーゾフの兄弟」のドフトエフスキー
超人がときおり出てくるから面白い。

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木曽山に流入けり天の川  一茶

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今日は立川でお祭りがあります。
出かけてみようかと思います。

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吉祥寺顔が歪みし街なるか   あきオジ

2010-08-22 06:53:31 | 日記
皇居前の噴水です。
涼しさのおすそわけ

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NHKの「短歌」「俳句」を日曜日に見ていますが
伝統的な文化をいじりまわしていているだけで
内容は、ちっとも面白くありません。
もちろん共感する歌も句もありますが
素人の楽しみとしては「はめがはずれた」ところがなくて
好きになる窓繰りが見当たりません。
投稿される歌も句も
なるほどな
これはうまいな
そんな思いもありますが
そこで安定していて
挑発的でも刺激的でもありません。
ですから、番組が終わるとほとんど記憶に残りません。

(たまたま今日は江守 徹が登場し
番組にちょっとした破綻を作ってくれて「さすがだな」と思いました。)

それでいいのでしょうし
それ以上のことは想像もできませんが
伝統芸能であり
それぞれの個人的な表現として大切なのですが
生き生きとした時代をすくいとる道具としてどうなのだろうかと思うのです。
まあ、難しいことを言わず
楽しめばいい。
枠の中で楽しみたいですね。

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むつつり木槿が咲く夕べ他人の家にもどる  放哉

裏木戸出入りする朝顔実となる  放哉

朝顔の白が咲きつづくわりなし  放哉

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いまのところ俳句でお気に入りの作家は見つかっていません。
芭蕉、蕪村、一茶を追いかけていれば
何かが見えるかもしれないと思っています。
それぞれに素敵なのですが
その後の展開の時代の俳句が見つかっていません。

そのうち見つかるかもしれません。
そのうち現代作家にまで目を向けようと思っていますが
そこまで広がりません。

ぼちぼちと・・・

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燃える日に終戦なるか鐘聞こえ  あきオジ

2010-08-22 06:07:24 | 日記
猛暑
噴水の水が涼しさを与えてくれます。
しばし、休憩

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ときおり
自分が楽しみに思うことは
同じように楽しみにしている人がいるのだ。

でも誰も声を出さないから
ひとりだと思い込んでしまうのだと思ったりもしまいます。

神代植物園辺りでカメラを抱えている人に声を掛けると
待っていましたとばかり話しだす人がけっこういます。
でも老人になって間もなく
ぎこちなく
ときにはカメラ自慢
熱心さ自慢に一気に突っ走る人もいます。

会社言葉で間に合わせていた時代のままの人もいますが
それはそれ
その人が困ることなのです。

自分は自分の楽しみ方でいい
そう思うと人恋しさも減ってきます。

御友達はそこそこの距離があったほうがいい。

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駿河路や花橘も茶の匂ひ  芭蕉

(北原白秋が芭蕉の句から構想を得た歌ですね。本歌取りとでもいうのでしょうか。最近の民謡ですが、伝統的な民謡にも聞こえますね。一気に民謡として認知されたのでしょうか。
それにしても長い歌ですね。静岡の観光案内という意図がありますが、それもいいかなと思いました。静岡県が故郷の私には地名の一つ一つが懐かしい。というより、ちょっとほろ苦いですね。)

「茶っきり節」

作詞:北原白秋 作曲:町田嘉章

唄はちゃっきりぶし 男は次郎長
 花はたちばな 夏はたちばな 茶のかをり
はぁ ちゃっきりちゃっきりちゃっきりよ
 蛙〈きゃある〉が鳴くんて雨ずらよ~

(ちゃっきり・・・ずらよ~はすべての歌詞の最後につけます。)

茶山〈ちゃやま〉茶どころ 茶は縁どころ
 ねぇね行かずか やぁれ行かずか お茶つみに

駿河よい国 茶の香が匂うて
 いつも日和の 沖は日和の 大漁ぶね

さぁさまた行こ 茶山の茶つみ
 日本平の 山は平の お茶つみに

日永そよかぜ 南が晴れて
 茶つみ鋏の そろた鋏の 音のよさ

昔や火のなか 草薙さまよ
 いまは茶のなか 茶山茶のなか 茶んぶくろ

山で鳴くのは やぶ鶯よ
 茶つみ日和の 晴れた日和の 目のとろさ

帯はお茶の葉 鶯染よ
 あかい襷の そろた襷の ほどのよさ

歌え歌えよ 茶山の藪で
 ほれてうたはにや そろてうたはにや 日がたたぬ

どんどどんどと 積み出すお茶は
 茶摘み娘の 歌で娘の 摘んだ葉茶

お山見れ見れ あの笠雲を
 ねえね着て出や けさは着て出や 菅の笠

龍爪曇れば 港は風よ
 富士の芝山 明けの芝山 雲ばかり

出たよぼんやりこと 月待ち雲が
 さきの茶山の 宵の茶山の はしに出た

お茶は清水へ お月さんは山へ
 晩にや蜜柑の ぬしと蜜柑の 花のかげ

なにをくよくよ お茶揉み葉揉み
 月に狐も 浮かれ狐も 揉みに来る

夏じゃ五月じゃ 新茶じゃ粉茶じゃ
 やぁれえれえれ しもてえれえれ ごせっぽい

お茶の茶山の 茶の木のなかで
 おまっち何というた いつか何というた お茶山で

茶の実とんとろりと しめ木にかけて
 かはいおまっちの じつはおまっちの 髪あぶら

せめて賎機 浅間さまよ
 とんとからりとも ついぞからりとも 沙汰はない

しづや賎機 浅間さまの
 しろいお馬よ 三保へお馬よ なぜ逃げた

焼津やかれつ ねて見つ興津
 さった女房を かわい女房を 三保の松

三保の羽ごろも 根上り松よ
 いまはお藷の 干したお藷の 蔓ばかり

三保の海苔舟 けさまだ寒い
 せめて棹さそ 連れて棹さそ 逆さ富士

久能で思へば 月夜のばらす
 いつも苺の しろい苺の 花が咲く

おまへ、龍華寺 蘇鉄の花よ
 いつか忘れた ほろと忘れた 頃に咲く

積めよ 積め積め 米松、井桁
 浜はざさんさ 松にざさんさ 浪の音

なにをぼったてる 吐月峰か おぬし
 とんと煙管で 云なにや煙管で はたいたろ

今夜来なけりや 手越のお灸だ
 きっと安部川 待つに安部川 きなこもち

♪ほれて通へば 田圃も畦も
 わたしゃ首ったけ とんと首ったけ じるっくび

やっさもっさよ お茶屋の前は
 まっちゃ おまっちゃ あっちゃ おまっちゃ はりこんぼ

(民謡を取りあげたブログから引用しました。)

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