あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

居酒屋が似合う街に灯りつき  あきオジ

2010-08-29 16:56:56 | 日記
写真を撮るとき思うのです。
真面目だけでは面白くない。
大胆にそして破綻のあり写真じゃなければ
たのしくない。
でも、それができないのですね。
ついつい正統的な表現になってしまう。
まあ、そんなことなのでしょうね。

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今逢ふて来た顔で炭火ををこす  放哉

新緑の山となり山の道となり  放哉

貧乏して植木鉢並べて居る  放哉

(言葉だけではイメージがひろかない。そんなくもけっこうありますね。絵解きのようなと言いたいですが、区の中にすべてが織り込まれていないのは違うと思うのですね。)

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自分のこだわりの世界をちょっと押し広げれば
楽しい時間が過ごせるかもしれません。

そろそろ自分で抑え込んでいた扉を逆に
開いたらどうでしょうか。

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舞いあがり猛暑もとことんサンバかな  あきオジ

2010-08-29 16:21:25 | 日記
浅草のサンバカーニバルで楽しんだのですが
今日は原宿でスーパーよさこいを見ました。
こんなことばかりでいいのでしょうかね。
受け身の楽しみだけでは十分ではない。
何か探さないといけませんね。
そんなことを思ったりするのです。

でも、やはり、
花がいいですね。
野に咲く花が安心できる。
人物写真は祭りでもないと
堂々とカメラを向けるのが難しいですからね。

ですから、花が安心できます。
まだ、先にですね。

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サンバ
開けっぴろげで豪快で
こんなあっけらかんとした踊りもいいかも。
でも、ここまでくると発展形がありませんね。
展開はどうなるのでしょうか。

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いつまで生きる曼殊沙華咲きだした  山頭火

けふは凩のはがき一枚  山頭火

この旅、果もない旅のつくつくぼうし  山頭火

(この句は旅が重なったり、句読点があったりで、あれこれ言われそうですね。でも、思いや表現したい気持ちが先に立って作られているのがいいですね。あこれこれ俳句のルールなど無視し壊すことから新しい表現形式が生まれますね。どうなのでしょうかね。)

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だくだくと汗こぼれおつサンバかな あきオジ

2010-08-29 15:52:51 | 日記
今日は原宿でスーパーよさこい見学をしました。
猛暑の中で立っていたのでめまいがしてしまいました。
用心しないといけませんね。

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あの月をとつてくれろと泣子哉  一茶

朝霧の浄土参りのけいこ哉  一茶

菜の花や垣根にはさむわらじ銭  一茶

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山本薩夫監督の
「真空地帯」と「氷点」を見ました。
正統的な手法の映画で嬉しくなりますね。

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「剣客商売」CDにダビングするのはやめにしました。
どうも、また、再放送をするようです。
私は全シリーズを3回は見ていると思います。
でも、さらに再放送するとなると
録画することもないようです。
でも、このシリーズは面白いですね。
脚本のうえでも、はらはらすることもありませんし
展開も不自然ではなく
演技が過剰でもなく
江戸時代の雰囲気が十分にあります。
ですから、止められないのです。

そのシリーズに夢中になっている人も多いですね。

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水浴びを思いて躍るサンバかな  あきオジ

2010-08-29 06:27:44 | 日記
この無国籍ぶりがいいのかもしれませんね。

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雨の手に桃とさくらや草の餅  芭蕉

たのしさや青田に涼む溝の音  芭蕉

かくれ家や月と菊とに田三反  芭蕉

(何かがある、そんなことを思いつつ読むと、芭蕉には無常観というのでしょうか、何も変わらないようにみえても、何もかもかすかであるのですが変わっている。脆くなり崩れていく石垣、倒木、水の流れ、そんなものの現実の中で生きていたのですね。)

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染太郎猛暑の中でおでん喰う   あきオジ

2010-08-29 06:03:49 | 日記
浅草の染太郎
お好み焼き(もんじゃやき)の名店とか
(何度か立ち寄りましたが、それなりの味で、それなりの対応でした。)

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チャブ台に置かれる縁日の赤い花  放哉

ぢつと子の手を握る大人の手  放哉

雨はれてげんげさ咲く野の夕陽かな  放哉

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浅草の記憶の一つですね。

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おしゃべりが字あまり俳句で苦戦する  あきオジ

2010-08-29 05:50:52 | 日記
浅草アサヒビールのビル影
出かけると必ず写真にする風景です。
スカイツリーも成長したし
楽しみにしています。

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風ふいて一文もない  山頭火

気がめいってしまいそうなので、一杯やろうと思っても、一文もない。寒くてつらい夜、死んでしまいたい宵(山頭火日記)

雨ならば雨をあゆむ  山頭火

けふも一日風をあるいてきた  山頭火

(風、一人きり、誰もいない こんな言葉が山頭火から出てきます。このような言葉を追い続けた俳人は江戸時代以降、いそうでいない。)

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