この夜も一直線に雪がふる あきオジ

梅さくや手垢に光るなで仏　　一茶

青空のきれい過たる夜寒哉　　一茶

（一茶の過剰な表現というか表現のぎこちなさは、それはそれで魅力ですね。）

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サッカーが好きではないのですが長友選手が出場しているのでセリエＡの試合を見てしまいました。
小柄ですが俊敏で素晴らしい選手ですね。
賢いのでしょうか、受け答えもいいですね。
サッカーのイチローのようなスター性がありますね。
私は川島選手の金剛力士像のような怒り顔が好きなのですが
それなり顔の長友選手もいいですね。
将来はヘッドコーチもありますね。
そんな気がします。
サッカーも楽しいですね。

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流れだす船影真冬の海原へ あきオジ

薪を割るいもうと一人冬籠　　子規

（妹律を素材にした句ですが、二度の結婚に破れた律ですが、その凛々しい姿を子規は眩しく見ていたに違いありません。会話もなくただ、障子越しに聞こえる薪割りの様子に心弾む。情感があっていいですね。）

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春雨や土の笑ひも野に余り　　加賀千代女

（春の匂いが伝わってくる句ですね。俳句はひねり過ぎず、下敷が極力抑えられた句が好きです。はっとする。それで十分です。「こんなことも知らないの」と言われるような句は苦手です。）

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不思議なるイルカの背中駆け抜ける あきオジ

遠くへ返事して朝の味噌をすつて居る　　放哉

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「剣客商売」スペシャル
同じ内容であるのに繰り返し見ています。
先が予測できるし、知っているのにはらはらしたり
自分でも不思議です。

最近テレビドラマ「てつぱん」をなぜか、「二度見」しています。
これって年寄り症候群の一つでしょうかね。

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白き壁ドミノ倒しで海に入り あきオジ

みたとみらい
はりぼてのように白いビルが並んでいます。
それが海にまで入り込んで不思議な景色です。

その景色を遮るようにフラウワーポットが飾ってあります。
そんなもので足りると思っているのがいいですね。

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離婚した母と逢う日は補聴器の電池をそっとつめかえておく　　笠井宏美

パソコンのマウスをかぼそに握りしめ車いすに座し宇宙をかたる　　那須宏生


（平成百人一首展で公募した作品。短歌ですが、ときには、このような歌をしっかり読むのもいいですね。上記の歌の思いの深さには、圧倒されますね。橘曙覧を思いだしてしまいました。）

せんこうの香も懐かしき春の寺 あきオジ

春節
パレードも楽しそうでした。

もう、線香の匂いも感じなくなりましたね。
家には仏壇もなく、縦の関係も薄くなりましたね。
それでいいのか悪いのか
人間社会は変貌するしかないのですね。

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菜の花や鯨もよらず海暮れぬ　　蕪村

（あかるくおおらかで、スケールの大きさがいいですね。色彩も鮮やかで爽快です。私は菜の花が大好きです。春の菜の花、そして、秋はコスモスがいいですね。素朴で季節の空に合っている。）

なのはなや筍みゆる小風呂敷　　蕪村

（このような句に出会うと、季語もいいなあと思いますね。絵そのもの。美しいですね。）

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まあいいか春節祝う爆竹音 あきオジ

ひいき目に見てさへ寒き天窓哉　　一茶

梅咲くやせうじに猫の影法師　　一茶

（「うん、うん、こんなこともあるなあ」と思われる農家の季節ですね。信州の景色を淡々と表現した俳句は、かえって寂寥感があっていいですね。このような着想の単純さが一茶の面白さですね。真似できそうでできないのかもしれません。）

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昭和記念公園の福寿草が咲き始めたという情報があります。
この季節になると新聞社も「咲きましたよ」というニュースを流します。
そんな日は人がどっとでます。
楽しい季節まであと少しですね。

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あんなことこんなことも流れ雲 あきオジ

自分にとって大切なことでも
思い出深いことであっても
他人にとってはどうでもいいこと
理解しえないことばかり

一人抱えて行くしかない。

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わが顔ぶらさげてあやまりにゆく　　放哉

切られる花を病人みてゐる　　放哉

（これらの句は、作品をきり刻んで、そぎ落として、このような句になったということもあるかもしれませんが、これしか言葉がでてきない。そんなこともあるのではないでしょうか。作りたいように作って、あと取捨選択して、「これが私だ」と思えるものを選べばよいし、自分の記録であるとすれば、その必要もありませんね。素人はあれこれ考えるものです。）