福寿草咲いて私のいるところ あきオジ

春雨や土の笑ひも野に余り　　加賀千代女

（情感がありながら、雄々しさも感じられる。いいですね。）

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脱皮した抜けがらありて蛇不思議 あきオジ

遅き日や土に腹つく犬の伸び　　三宅

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白隠の水墨画を特集した番組を見ました。
達磨を繰り返し描いている。
そこが面白い。

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水仙がうねる彼岸のとおりみち あきオジ

やつぱり一人がよろしい雑草
やつぱり一人はさみしい枯草　　山頭火

（この対の句は代表句ですね。いいですね。短詩といってもいいですね。この）頼りない弱さむき出しがいいですね。）

ラン展でラーメン選ぶおかしさよ あきオジ

昨日、朝日歌壇と俳壇での作品を読みました。
めったに、読むこともないのですが
偶然、見つけました。
投稿することに情熱を向けている人もいるのですね。
それも楽しそうですね。
どの句も立派だし、思いが深いのですが
感心するだけで先に進みません。

そんなこんなで
「まあ、いいか」
「俳句もどき」のままでいい。
難しいことを考えることもあるまい。

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みんなが夜の雪をふんでいんだ　　放哉

（独特の言葉の響きがいいですね。慣れると、５７５調とは違った世界が見えるような気がするから不思議です。）

ラン飾りきれいに混じる儚さよ あきオジ

「カルメン」を流しながら更新作業をしています。
でも、私はオペラは嫌いです。
その理由はいくつもありますが、
何かを嫌ったり、苦手とすることには
一つだけの理由と言うのはありませんね。
いろいろなことが重層的にあるのです。
せっかくの音楽の楽しみですから
少しずつ慣れようと思っています。

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わかれてからのまいにち雪ふる　　山頭火

（山頭火が句にすると「わかれてから」の響きが独特なものになり

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カルメンが流れて夜明けとなりにけり あきオジ

ラン展も見るだけだとそのときで終り
出品する人は今日が始まり
それぞれの楽しみ方があるけれど
創り出すことが楽しめれば
それが何よりですね。

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つるりとむけて葱の白さよ　　山頭火

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