あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

江ノ電は赤富士の海に入り込み  あきオジ

2011-02-16 17:06:58 | 日記
江ノ電です。
そろそろ取材に行きたいですね。

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この時期お気に入りの句が

春風の扉開けば南無阿弥陀仏  山頭火

(宇治平等院での句なのですね。わかるわかると言いたくなるような絵がらですね。絵柄が浮かび上がる句ってめったにないので、こんな句に出会うとうれしいですね。)

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今日は水泳をして疲れました。
早く寝ます。
それがいい。

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「てっぱん」を見ていますか
なぜか、泣けます。
登場人物がそれぞれのエピソードをもって
物語を盛り上げるので退屈しません。
このドラマの主人公は冨司純子ですね。
背筋の伸びたいい女優さんですね。

遠藤要という「欽也」というあかりの兄を演じる俳優さんの語り口が好きですね。
イケメンではありませんが(?)演じなくてもいい表情をもった顔をしています。
いい個性の俳優に育つといいですね。

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赤い傘景色を逆さに映しけり  あきオジ

2011-02-16 16:55:42 | 日記
ノ貫(へちかん)というのでしょうか
赤い傘
秀吉の時代
大茶会を開催した時
茶室に見立てて利用したとか
確かなことは分かりませんが、
寺や茶室だけでなく、蕎麦屋でもつかうところがありますね。

なぜかデザインもその派手さもお気に入りです。

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傘(からかさ)に押しわけみたる柳かな  芭蕉

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自転車蛇行し浜風突き刺さる   あきオジ

2011-02-16 16:49:17 | 日記
鎌倉高校前の県道はいいですね。
海があり、砂浜があり、県道があり
そして江ノ電が走っています。

「天国と地獄」にも登場しますね。

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遅き日のつもりて遠きむかしかな  蕪村

(忘れるというのはつごうのいい老化ですね。都合の悪いことも消えてしまうから楽しいですね。)

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雪あがり別れの握手もそこそこに  あきオジ

2011-02-16 07:08:54 | 日記
ラン展は今週末からですね。
年々入場者数が減っているそうです。
花も多様化して
花の王様といようなことにはならなくなったのでしょうかね。
私は、きれいですが、それだけ
そんな感想ですかね。
でも、花の季節の始まりです。
気合が入ります。

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草霞み水に声なき日ぐれ哉  蕪村

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光りさす片隅でさく胡蝶ラン  あきオジ

2011-02-16 06:58:27 | 日記
胡蝶ランも暗闇では見えない。
見る人がいなければ美しさを示せない。
そんなことを思うのです。

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春雨や静かになづる破れふくべ  良寛

(良寛の句は情感があり、地方の香りがしますが、ときどき、どこかで違うものを感じます。現代の坊さんが外車に乗って「清貧の思想」を説きに走り回っているような違和感です。子どもと一日過ごしても、寝込んで、そのまま夜を過ごしても、それはそれで構わないのですが、みんなで「良寛」の虚像を作り上げてしまい、その枠にはまっている。そんなことも感じるのです。あれこれ考察することなどできませんし、そのつもりもありませんが、どこかで「突き抜けた潔さ」を感じないのですね。まあ、そのあたりのことも、そのうち見えてくるでしょう。)

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