あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

マンサクが血を吐くごとく咲きにけり   あきオジ

2011-02-20 17:00:51 | 日記
マンサク
なかなか雰囲気がありますね。

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昼しづかな焼茄子の焼けた匂い  山頭火

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結局のところ俳句は何度も読みなおし
周辺を探り
ふとしたときに思い出す。
それが映像となれば、それは優れた句になる。
そんなことしか思いつきません。

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上品な現代作家の胃の痛くなるような俳句よりも
商品のキャッチコピーの方がストレートで面白いことが多いですね。
そう、素人の川柳など現代そのものですね。

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なるほどの正義語りに霙落ち  あきオジ

2011-02-20 16:54:34 | 日記
父母のしきりに恋し雉子の声  芭蕉

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身分を隠して動き回る侍。
時代劇と言えばこの人物設定
どうしてこのパターンが好きなのでしょうかね。

私は水戸黄門も大岡越前も見ません。
どうも、この設定が卑怯で好きではありません。
こんなこだわりがあるようなら時代劇は楽しめませんね。

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遠来の客にさしだす柏餅  あきオジ

2011-02-20 16:38:45 | 日記
今日は昨日ラン展で撮った写真がふできだったこともあり
練習にために神代植物公園で写真を撮ってきました。
カメラのせいでしょうか
操作が不適切だったのでしょうか。
きれいにピントが合いません。
やれやれです。
慣れるのに時間がかかりそうです。

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行春を近江の人とおしみける  芭蕉

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ぐずのままです雪溶け始め  あきオジ 

2011-02-20 07:21:19 | 日記
俳句を作る。
それだけでも表現形式を限定しているのですからおかしなことです。
そんな形を抜けだしたらどうなのでしょうかね。
きっと、
評価の定まった形式に入り込むことは心地よいのでしょうね。

素人の私は、俳句が芸術などと思ってはいませんが、
芸術の本質は形式の破壊であり再生なのですから
山頭火以上の大胆な人がいないか
そろそろ探す時期ですね。

でも、ぼちぼちでいいか。

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文芸は遠し山焼く火に育ち  寺山修司

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上天気何をしようか思案哉  あきオジ

2011-02-20 07:16:32 | 日記
としよりは雨がふれば
何もしない理由を考え
上天気でもあれこれ何もしない理由を探すものです。

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春風の扉ひらけば南無阿弥陀仏  山頭火

(先日も、この句をとりあげました。単純明快で、あれこれと心象風景と重ねた観察などといわないでいられることがいいですね。俳句を格調堅く、奥行きがあるように解説する人もいますし、読む人もそのようですが、それはずっと先のことですね。今は、気になる句を探すだけです。)