あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

落語聞き笑えるほどの温かさ  あきオジ

2011-03-09 20:09:40 | 日記
窓あけた笑ひ顔だ  放哉

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「ハムレット」を見ていました。
これで3度目です。
内容を理解するつもりなどはく
ただただ映像の美しさを楽しんでいました。
このような気まじめな戯曲が人気だった時代もあるのですね。
アリストテレスの「詩編」ではありませんが
今の時代は笑いが現実をえぐり出す。
そんなことを実感しますね。

落語が現代をもっともえぐり出せる道具だと思っています。

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赤椿もだえる恋のはてに咲き  あきオジ

2011-03-09 19:27:56 | 日記
神代植物公園の椿です。
椿は魅力ある花ですが、なかなか櫻人気に追い付けないようです。
だから、どうこうという話ではないのですが、気になりました。

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山のしづけさは白い花  山頭火

(山頭火や放哉だけでなく幅広い俳人の句を取りあげたいですね。でも、手いっぱいでその余裕がありません。でも、しなくてはいけませんね。飛行機と同じで水平飛行だけでは墜落です。)

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福寿草花弁残して雪の中  あきオジ

2011-03-09 06:46:35 | 日記
マスクのまま他人のわかれ見ていたり  寺山修司

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毎朝「クラシック倶楽部」を聞いています。
時計代わりですが・・・・
そのとき思うことですが
興味の薄い私は「何かをしながら」聞くのに慣れてしまい
音楽を正面から聞くことはありません。
間が持たないのです。
ですから、演奏会など行く気はありません。
せいぜい、トイレが近くなるのを気にしているだけでしょう。

ですから、音楽界で聞いている人が写ると
こんな立派な趣味をもっている人もいるのだ
そんなことで感心してしまいます。

これからも行かないでしょう。
それで間に合っています。

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春道をスキップしてみるたわいなさ  あきオジ

2011-03-09 06:38:28 | 日記
為替手に一瞬笑ふマスク中  友二

(何ともとれる面白さですね。時代が時代ですから、天狗のマスクのような黒いものでしょうか。あれこれの手を使って手に入れた為替、どこかで、したたかな生活術を感じて面白いですね。)

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今日は神代植物園に出かけるつもりです。
3月になってから出かけていないような気がします。
椿の展示会があるようです。

椿の次は櫻になりますね。

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もがくごと手を差し伸べる栢の枝  あきオジ

2011-03-09 06:31:25 | 日記
菩提樹によりかかりまた月と逢うてゐる  山頭火

(このようにつぶやくように語る言葉に寂寥感があり、一ところにいられない旅人の習性を感じますね。)

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昭和記念公園の櫻もつぶみが膨らみ始めました。
今月末が見ごろになるでしょう。

それより、神代植物園の方が早いかもしれません。
上手に写真を撮りたいですね。

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「新漢詩紀行」を聞いているのですが
中国の歴史は蹂躙の歴史であり
「耐える」ことしかできない人々の歴史でもあるのですね。
(どこの国の歴史も同じようなものですが)
そんなことが分かります。

そして、権力に対する思いは熱く、そして激しいのですね。
それが中国の真ん中にあるものなのですね。

何度も再放送があるので、いつの間にか漢詩にも馴染んできました。

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