辛夷咲く季節はどこにもやってくる あきオジ

気の毒がることもなく
平等を意識することもなく
春はどこにもやってくる。

そして、四方に祝福を与えてくれる。

ひょっとして、人間に対する天災は
天罰でもないとしても
恵みの形かもしれません。

私たちの判断のかなたのことなのですね。

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青天に産声上る雀かな　　一茶

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神代植物園に出かけ櫻の写真を撮り
帰りにスポーツクラブで水泳をして
家に戻ってブログの更新をすると
一日が終えてしまう。

それでいいのかも・・・

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菜の花を抱える児等はしかめつら あきオジ

きれいだと思って近づいたけれど
匂いにまいってしまう
こどもでも敏感なのですね。

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誰とても健（すこやか）ならば雪のたび　　卯七

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今年はステップアップできるようにしたいですね。
現代俳句もあれこれ並べてみようかとも思うのです。

有名である人より
前衛的な挑戦的な句を作る人に目を向けたいですね。
勉強ぎらいな私の周辺には面白そうな俳人がいません。

ぼちぼち探してみましょうか。

たよりなき姿もゆかしイチゲかな あきオジ

カタクリ、そしてイチゲは春の先駆けの花ですね。
神代植物公園では
辛夷、モクレン、花桃が見ごろを迎えました。
柳も雰囲気があっていいですね。

椿は見頃です。

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口ばしを雲にかけぬる雲雀かな　　梅盛

雪の上の桃の影から花のこゑ　　好宏

（春の句は色彩が豊富で楽しいですね。）

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透かし見える若葉の垣根に布団干す あきオジ

此やう末世を櫻だらけ哉　　　一茶

茶を呑めと鳴子引也朝かすみ　　一茶

（一茶は当時のコピーライターだったかもしれませんね。信州観光大使。そんな感じですね。
一茶のえぐり出す信州は、いいところも、それなりのところも、まるごと放り投げたような開放感がありますね。
上品ではないけれど、匂いがする。）

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今日は昭和記念公園も開園するそうです。
神代植物公園の桜をもういちど撮りたいし
カタクリもそろそろ見ごろになりそうだし

今日は仕事がない。

更新が終えたら考えましょう。
この贅沢な気分も仕事をしてきたご褒美だと思っています。
ありがたいことです。

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それぞれが自己主張する芥子の花 あきオジ

昭和記念公園です。
この時期ポピーですね。

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流るるは求むるなりと悠（おも）う悠う　　兜太

人間に狐ぶつかる春の谷　　兜太

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どうにもならない
でも、するしかない

行き先が分からなくても
歩くしかない

それってことの始まり
そして言葉の終わり

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妖艶な赤く咲きし木瓜の花 あきオジ

初しぐれ猿も小蓑をほしげ也　　芭蕉

あれ聞けと時雨来る夜の鐘の音　　其角

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花の季節になると一気に咲きだしますね。
それも春らしくて嬉しいですね。

私は春の芽ぶきの柔らかな色合いが好きです。

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