あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

細うでで冬を押し出す雪割草  あきオジ

2011-03-20 18:25:33 | 日記
雀の子そこのけそこのけ御馬が通る  一茶

夕日影町一ぱいのとんぼ哉  一茶

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いちげさく坂道くだる昼下がり  あきオジ

鉛筆を削る殺意の眼つきして  あきオジ

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今日は放水の指揮をした隊長の記者会見で泣きました。
また家族を失いながら消防団員として動いているおじさんの男泣きに泣かされました。
あの姿には頭が下がります。

私の財産になる「男意気」の迫力ですね。
そういえば、仲間が避難したけれども患者と生死を共にしようとした
肝っ玉看護師の女性の迫力にも圧倒されました。

きっと、避難所のトイレと同じように
言いたくても言えないこと
悲しくて語れないこと
確執
苛立ち
避難している者同士の奪い合い
治安の問題等もおきていると思います。

それを防いでいるのが地域力ですね。
会社力ではカバーできない
土地や習慣が結びつけているものが支えているのですね。

こんなとき坊さんは募金以外に何をしようとしているのでしょうかね。
もう、そんなことを嘆く時代は終わったのですね。

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たよりなき避難所暮らしにいちげかな  あきオジ

2011-03-20 18:22:00 | 日記
イチゲや節分草は
この時期の可憐な花ですね。
お気に入りの花です。
慎ましいし
出しゃばらないし
大きくない。

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春の夜や盥をこぼす町外れ  蕪村

はるさめや暮なんとしてけふも有 蕪村

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そろそろ焦点を絞り
吟味した句だけをアップする時期かなあ
徐々に移行しましょう。



福寿草道祖神の影で咲き  あきオジ

2011-03-20 18:14:49 | 日記
福寿草はめでたい花なのに
なぜかひっそりした場所が似合っている。
カタクリの里ではめいめいが居心地の良い場所で咲いています。

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窓には朝風の鉢花  放哉

山に大きな牛追ひあげる朝靄  放哉

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少々お疲れです。
早く寝ます。

明日は中程度でいいから
何事もないのがいいですね。

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椿落ち流れし夢の早さ知る  あきオジ   

2011-03-20 06:26:20 | 日記
先日出かけた時は福寿草が咲き始めて
「咲いたらきれいだろうな」と思って
一週間経ったら
姿が見えませんでした。

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桜が愛されるのは散るときも美しいからです。
「散る」美学までこだわるのは日本人の感性でしょうかね。
「西行」の追っかけのシーズンです。
今年も楽しみましょう。

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究極は利休の美学なのでしょうか。
以前、興味をもちましたが
前の進む方法が見当たらず断念しましたが
面白そうですね。

10年くらい前でしょうか
利休をテーマにした映画が製作されました。
どれも興味をもちました。
いくつか取りあげるエピソードや言葉は共通しているのですが
山上宗二を深い関心をもって取りあげていることに注目しました。

ひょっとして山上宗二が鍵をにぎっているのではないかと思い
本等をあたりましたが、本を読んで理解するようなものではないことを知りました。

その場に合わせた
その状況を生かした
瞬間的な美意識のひらめきなのですね。

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初花がなんとかなるよと声を掛け  あきオジ

2011-03-20 06:06:50 | 日記
生活だけ日常を取り戻しても
頭の中や
体全体が地震状態ですね。

椅子に座っていると
いまだに船酔い状態で
自信を感じることがしばしばです。

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大きな津波を受けた人は
あの轟音を感じたり
揺れを感じたとき

どのような状態になるのでしょうか。
体が疲れ果て眠りを求めるときが過ぎてからが大変でしょうね。

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こんなとき、励ましの音楽とは何でしょうかね。
私はブラームスかガブリエル・フォーレを流しますね。
演歌もいいですが
今は聴くことができませんね。

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