あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

秋電車自分らしさのせてゆき  あきオジ

2011-09-09 18:17:32 | 日記
聖橋の風景です。
初秋ですね。
紅葉の季節になったら出かけましょう。

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風の中おのれを責めつつ歩く  山頭火

しぐるるやあるだけの御飯よう炊けた  山頭火

そこに月を死のまへにおく  山頭火

いつとなく机に塵が冬めく  山頭火

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旅にでた、どこへ、ゆきたい方へ、ゆけるところまで。
旅人山頭火、死場所さがしつつ私は行く!逃避行の外の何物でもない。(山頭火・日記)

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楽しさを過ぎて退屈し始めたときが楽しいですね。懸命に見直そうとするから、新しい発見がある。山頭火も今は面白いですね。


ニコライ堂鐘鳴り秋は始まりぬ  あきオジ

2011-09-09 18:05:23 | 日記
聖橋です。

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道のべ木槿は馬にくはれけり 芭蕉

ぬれて行や人もおかしき雨の萩  芭蕉

しら露もこぼさぬ萩のうねり哉  芭蕉

萩の声こや秋風の口うつし  芭蕉

萩の穂や頭(かしら)をつかむ羅生門  芭蕉

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とりあえず芭蕉の全部の句を読みましょう。
そう思います。
約1000ですので、1年続ければなんとかなりそうです。
それができれば二年目が楽しみです。
年をとっても間に合うことがけっこうあるのですね。

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吾亦紅放哉背負って咲きにけり  あきオジ

2011-09-09 17:57:16 | 日記
隅田川の風景です。

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野分わが鼻孔を出でて遊ぶかな  永田耕衣

閂をかけて見送る草の闇  桂信子

月明の中に出でゆき遊びけり  山口誓子

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そろそろ、いろいろな句にも馴染まなくてはいけませんね。

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放哉に声掛けてみたし今日の月  あきオジ

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柿一つ絵にして一服そんなこと  あきオジ

2011-09-09 06:19:43 | 日記
蕪村をテーマにしたドキュメンタリーや一茶をモデルにしたドラマ
繰り返し、よく見ます。
人を追いかけるのも楽しいですね。

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病人花活ける程になりし  放哉

迷って来たまんまの犬で居る  放哉

山に大きな牛追ひあげる朝靄  放哉

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朝と晩、のんびりと句を探すのが、最近は楽しみになりました。
その程度がちょうどいいうのですね。
過ぎると飽きるものです。

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物足りない、食べ足りない。
それがいい。
「笑点」の大喜利のコーナーと長さと同じですね。

今は過剰ですね。
まあ、そのうち・・・・。

山頭火秋の季語になりそうな  あきオジ

2011-09-09 06:12:53 | 日記
柿です。
柿と葡萄の色合いは好きです。

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たまたま人が春が来て大いに笑う  山頭火

やっと糸が通つたところでまた一服  山頭火

(こんな明るい句もあるのですね。)

鈴をふりふりお四国の土となるべく  山頭火

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山頭火にしても知らない句がいっぱいですね。まだまさ、馴れるのには時間が必要ですね。

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なでしこがオリンピック出場が決まりました。
中国が負けるか、引き分ければ
そんなニュースの流し方
大人げないですね。
それとも無邪気でいいのかな?

焼き茄子を剥いてたべるゆうべかな  あきオジ

2011-09-09 06:02:31 | 日記
写真が不足しました。
とりあえずのイラストです。
絵もけっこう楽しいですね。
自己満足できればそれで十分です。

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早乙女の尻につたえる筑波哉  一茶

(一茶も芭蕉の趣向で俳句したかったでしょうが、先を越されたのですね。ちょうと、ベートウベンの交響曲が立派すぎて次の世代の作曲家が書けなかったのと同じですね。ブラームスが交響曲を完成するのに20年かかったという話にしても「すごすぎます」ね。これらの句が一茶の答えなのか、単なる俳諧の伝統そのままなのか、専門家でありませんから分かりません。でも絵柄は北斎的で面白いですね。)

妹が子やじくねた形(な)りでよぶ蛍  一茶

涼しさや笠へ月代そり落し  一茶