あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

うるさいと言われた時から赤蜻蛉  あきオジ

2011-09-25 21:20:49 | 日記
巾着田の風景です。
作られた自然
それもいいではありませんか。

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夕顔に干瓢むいて遊びけり  芭蕉

中山や越後も月はまた命  芭蕉

月いづく鐘は沈める海の底  芭蕉

月のみか雨に相模もなかりけり  芭蕉

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頑固で嫌わる。
気回りができる人より
存在が見える。

不思議ですね。

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秋風をまとめて少女追い返し  あきオジ

2011-09-25 21:01:55 | 日記
巾着田の栗です。

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久しぶりに新宿に出ました。
歩行者天国が新鮮でした。
どこかでまたおかしな人が事件を起こさなければよいのですがね。

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のぼりが風としゃべる秋祭り  風天

やわからく浴衣着る女のび熱かな  風天

ぬれている五重の塔も紫陽花と  風天

(渥美清さんには申し訳ない言い方ですが、ぎこちない言葉の並びがいいですね。)

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饒舌となりし老婆に秋の風  あきオジ

風吹けばしばし話題にことかかず  あきオジ

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誰もかれも彼岸花と指をさし  あきオジ

2011-09-25 20:55:59 | 日記
彼岸花です。
すっかり、咲き誇っています。

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もう暮れる火の燃え立つなり  山頭火

人が来たよな枇杷の葉のおちるだけ  山頭火

何とかしたい草の葉のそよげども  山頭火

(単体山頭火というのはないのでしょうね。句をあれこれつなぎ合わせて、それが山頭火なのですね。)

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新宿へ出たら、歩行者天国っているのをやっていました。
最近復活したのでしょうかね。

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とりあえず間に合わせの女郎花  あきオジ

2011-09-25 04:44:13 | 日記
巾着田です。
道路沿いに土産の店が並びます。
それはそれで楽しい。

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火ばしがそろはぬ儘の一冬なりけり  放哉

草履が片つ方つくられたばこにする  放哉

朝早い道のいぬころ  放哉

四五人静かにはたらき塩浜くれる  放哉

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また今日も彼岸花見て帰る  あきオジ

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霧にぬれイガをひらく栗二つ  あきオジ

2011-09-25 04:34:44 | 日記
巾着田です。
一つ生まれ
そして終わり
次が待ち遠しいですね。

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春の夜の琵琶聞こえけり天女の祠  夏目漱石

むつとして口を開かぬ桔梗かな  夏目漱石

渋柿や長者と見えて岡の家   夏目漱石

野に下れば白髯を吹く風涼し  夏目漱石

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それなりの秋を楽しみ小道ぬけ  あきオジ

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さっと咲きさっと終わる彼岸花  あきオジ

2011-09-25 04:26:33 | 日記
巾着田の彼岸花です。

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いつも何か探しているようだナひばり  風天

風が吹くと、おしゃべり女のような柳  風天

ぬれた眼でなにを見ている仔馬  風天

土筆これからどうするひとりぽつんと  風天

(いくつか読んでいると「寅さん」と重なってきますね。元気で活気がある人だけれど、それは人前で自分を隠すための演技。そんな寅さんと渥美清が重なりますね。)

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転んでも照れ笑いもせぬ秋の犬  あきオジ

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