あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

芭蕉追う旅に憧れ地図開く   あきオジ

2011-09-28 20:19:01 | 日記
神代植物公園の花々です。

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草の戸も住み替わはる代ぞ雛の家  芭蕉

(「おくのほそ道」にでてくる俳句を最初から、順にとりあげようと思います。なぜか、ほぼ全行程を訪ねたことがあるのです。それは単なる偶然ですが、行ったことがあるのです。そのことに触れるつまりはありませんが、全句をとりあげるのも面白いと思います。)

(弟子たちが準備してくれた庵を処分して、旅立ちの準備をしたときの句ですが、芭蕉の弟子のネットワークは想像もできないほど全国的であるこおtに驚かされますね。行く先々に弟子や支援者がいて、歓待しているのを知ると「旅に生きる」というのとは違っているのではないかなどとどうでもいいことを考えたりするものです。)

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一度だけ寄った山寺雲の中  あきオジ

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瀬戸内海草間弥生の南瓜あり  あきオジ

2011-09-28 20:03:18 | 日記
神代植物公園の花々です。

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いな妻の一網うつやいせのうみ  蕪村

山は暮れて野は黄昏の薄哉  蕪村

(絵に仕立てた句という感じですが、完成度が高いというのか隙がない句なのでしょうね。そんな気がします。素人の私に、そう思わせるのでから「さすがの蕪村」ですね。)

長き夜や通夜の連歌のこぼれ月  蕪村

(風流人が口から出てしまうような景色ですし、言葉の流れがしゃれていますね。)

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秋の暮れつい口に出る蕪村かな  あきオジ

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深大寺お参りしてから蕎麦にしよう  あきオジ

2011-09-28 19:23:27 | 日記
神代植物公園です。
これはこれで28日のベコニアです。

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陽に焼けた日除の家の店じまい  風天

植木屋の灯りちいさく夜店のおわり  風天

はえたたき握った馬鹿のひとりごと  風天

(この句好きですね。句の言い回しが、寅さんに似ているし、渥美清ならそのように読むだろうななどと思っています。「らしさ」を求めるのは、悪い癖でしょうかね。)

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夕暮れの蕎麦屋の呼び込み遠くなり   あきオジ

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「最後ね」といいて取り出す栗青し  あきオジ

2011-09-28 05:07:41 | 日記
巾着田です。
また、来年楽しませてもらいます。

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親が子に売春させたり、覚せい剤を売ったり、餓死させたり、同じ時間にそんなことをしている人がいて、寝るところがない若者がいて、みんな一緒だと思いながら、どこか違うのですね。

「あなたの気持ちわかる。」「私だって同じよ」などと決して言うまい。

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お祭りで朝から太鼓で下駄新しく  風天

釣堀誰もいなくて少し風吹く  風天

エーアイスおせんにキャラの我が青春 風天

(ぎこちなく、それでいて丁寧な風天の句は、その洗練されていない雰囲気がなんともいえない心地良さを引き出していることに気づきます。俳句とは分からないものですね。うまい句は、印象に残らないですね。ちょっとした違和感がよかったりしますね。)


腰かがめ歩き始める秋になり  あきオジ

2011-09-28 04:58:45 | 日記
巾着田の彼岸花も終わりですね。
去年は二度出かけましたが
新しい写真の撮り方が思いつきませんでした。
また、来年にしましょうかね。

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恩給に事足る老の黄菊かな  夏目漱石

酸多き胃を患ひてや秋の雨  夏目漱石

草刈の籠の目を洩る桔梗かな  夏目漱石

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縁側で豆をとりだす老婆あり  あきオジ

ばあちゃんと猫が並んで日なたぼこ  あきオジ

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倒れてもなお美しき彼岸花  あきオジ

2011-09-28 04:41:31 | 日記
巾着田の彼岸花です。
今日は昭和記念公園のコスモスの様子を見てきます。

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このブログは続けているだけが意味を持っています。
あれこれ期待しえいる人には申し訳ない内容です。

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山の端や海を離るる月も今  蕪村

うつくしや野分の後のとうがらし  蕪村

故郷や酒はあしくとそばの花  蕪村

(「あしくと」は悪しくてもと同意。それにしても巧みな色合いの配置ですね。)

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「彼岸花」使いつくして冬を待つ  あきオジ

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