あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

懐かしき小刀もなき机かな  あきオジ

2012-03-03 04:48:26 | 日記
雪も降りましたので春でしょう。
桜の季節がいいですね。
西行の気分になりました。

とにかく桜が待ち遠しいのです。

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春立ちて九日の野山哉  芭蕉

おもしろやことしのはるも旅の空  芭蕉

大津絵の筆始はじめは何仏  芭蕉

(故事伝来の句は選びません。そのような句は自分も分からないし、調べたところで、どうこうというわけではありません。それに解説を読まなくては理解できない句は守備範囲の外にしています。それもこだわりかもしれませんね。)

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あつさりと消えゆくもよし雪のごと  あきオジ

スカイツリーのぼる話題も高くなり  あきオジ

(ハトバス利用のツアーを考えましょうかね。)

雪道を確かめ歩くタドタドし  あきオジ

ひとりゆきそして消えゆく雪がふる  あきオジ

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残された時間は限られています。
しっかりしている時期に整理しておきましょう。
動けるときに処分すべきものは処分しましょう。
そんなことを思うこのごろです。

軽快になると
なすべきものを吟味するようになりますね。
人って不思議ですね。

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焼き芋を三つに分ける帰りみち  あきオジ

2012-03-03 04:36:21 | 日記
神代植物公園のランです。
ガラス容器に入ったらランが好きです。

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孤高であったり、変わり者であったり、教養人でなければ面白い句ができないのでしょうかね。
そんな人が病気になったり、野垂れ死に状態になるといい句ができそうな。

俳句にはそんな匂いがします。
まあ、いいか。

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朝がきれいで鈴を振るお遍路さん  放哉

冬川せつせと洗濯してゐる  放哉

窓あけた笑ひ顔だ  放哉

(放哉も山頭火も文章を書いていますが「素」に戻って教養人のものになってしまうのですね。それでいいのでしょうが、私には「演じる句」でもいいのです。物語の山頭火や放哉でいいのです。余計なことを詮索しません。)

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あれこれのブログの更新すんだら
ファミレスで録画しておいた「日めくり万葉集」をまとめて見て
水泳に出かけましょうかね。

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「器量よし」含蓄があるほめことば  あきオジ

やがてくるその日のために手紙やく  あきオジ

記憶さえ捨て去ることも春仕事  あきオジ

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こともなく雪溶けるとき春を知る  あきオジ

2012-03-03 04:19:17 | 日記
神代植物公園のカトレアです。
自分でも育てている人も多いですから
あれこれもの言う人も多いでしょうね。

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大空に田がひらめけり甘茶仏  耕衣

裸木や巨き知己あり飯うまし  耕衣

ぐるぐると廻る夕日や麦熟るる  耕衣

(格調高く高踏的な句ですが、こんな句にも馴れたい。そんな誘惑もありますね。でも、無理か。)

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訪ね来る人もなくて灌水す  あきオジ

あるもなくもそれなり暮らしの雛祭り  あきオジ

あれこれのことがあって雪溶ける  あきオジ

(難しいことをとりあげたり、重たく表現しない。それが現在のスタイルです。性分にあっていますが、難しい。)

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落語聞きながら更新しています。
気楽がいい。