あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

薪くべる手をもちかえて餅を食い  あきオジ

2012-03-26 05:58:26 | 日記
カタクリの里の春の花です。

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ためらいもなく天丼を食い続け  あきオジ

読経する僧が脱ぎたる草鞋かな  あきオジ

喜捨をして感謝わすれぬ春の僧  あきオジ

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春雨や小磯の小貝ぬるるほど  蕪村

はるさめや暮れなんとしてけふも有り  蕪村

静かさに堪えて水澄むたにしかな  蕪村

(蕪村の格調高く、絵がらが美しい句は素敵ではありますが、ときには、距離があり過ぎて寄りつくことが難しく感じることがあります。そんなことの方が多いかもしえません。)

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俳句(もどき)を作るのは、日記代わりのような気がしますが、読みかえすかというと滅多にありません。ほとんどないと言ってもいいかもしれません。自分の体から排泄されるのと同じなのかもしれません。自分を通り抜けていく様々なことを言葉にろ過して捨て去る。そんなことに近いのかもしれません。最近、そんなことを思います。少しずつ何かが変わっているのですね。

続けると、きずかないうちに脱皮している。
そんな感じ方が嬉しいですね。

研究するともりもなく
「道」を意識することもなく
芸事でもなく
ましてや芸術でもなく
競い合うわけでもなく
批評し合うことも求めない。

ただ、作って終わる。
それがいいな。
最近は、そんな作り方です。

やっと、出発点に立てたかな?

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懐かしさこぼれる庭の雪割草  あきオジ

2012-03-26 05:56:03 | 日記
郊外の空の広がりに驚きます。
同じところに居付くのもいいけど
出歩くことも必要なのですね。

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このブログ
続いているだけで刺激もなければ
参考にもならないと思うのですが
見続けている方がいることはありがたいことです。

ひたすら感謝です。

せいせい、写真だけでも日記代わりですのでご覧ください。

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しばらくは花の上なる月夜かな  蕪村

春雨や蜂の巣つたう屋根の漏り  蕪村

なお見たし花に明け行く神の顔  蕪村

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しずかなる水面を滑る梅の花  あきオジ

屋根の高き辛夷の里の日曜日  あきオジ

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何事もなき春なれば膝うづき  あきオジ

2012-03-26 05:54:33 | 日記
カタクリの里の民家の庭先です。

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みんなではたらく苅田ひろびろ  山頭火

ひつそり暮らせばみそさざい  山頭火

あたたかなれば木かげ人かげ  山頭火

むくうてあるけば椿ぽたぽた  山頭火

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電車去り老人だけの無人駅  あきオジ

ぽたぽたと雪おちてカレー食う  あきオジ

どうにでもなれと言えるひとりもの  あきオジ

(この数日、とにかく惰性で「とりあえず」が続きますね。まあ、いいか。明日は反省すべきことがない始まりなのですから。)

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「スカイツリー」「はやぶさ」で頭がいっぱいです。
それでいいと思っています。

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今日は水泳をして、それでいいかな。