あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

遠い空富士見ることも懐かしき  あきオジ

2012-03-20 06:41:45 | 日記
神代植物公園です。
季節がめぐり
つぎつぎ景色が変わり
花がかわり
においがかわり
そして
空の青さが変わってきます。

・・・・・・

音楽には関心がありませんでした。
音楽の難解さというか
「音楽解説番組」をよく見るのですが
その解説を聞いてもさっぱり分かりません。
音楽だけは苦手な領域ですね。
「なくても困らない」のです。
でも
「クラシック倶楽部」は毎朝
聞いています。
「言葉に気をとられないように」しているのです。

最近は「知らずに一生を終わるのはもったいない」ということで
聞くようにしています。

・・・・・・・

かわらないは自分だけだと思っていますが
老いて行くのですから、
とどまることは何一つない。
そんなことを実感しますね。

・・・・・・

何かに目を向けている。
関心をもっている。
たったそれだけのことなのに面白い
それが俳句なのでしょうか。

私は朝、ブログの更新のときにしか作りませんし
それほど、熱心ではありません。
境涯句などを作れたら
素敵なことですが

死ぬときまでに一首だけつくれば十分だと思って
気楽にしていますし
俳句を作っているなどとさらさら思ってもいません。

こんないい加減さもあってもいいという人もいますが
気恥ずかしくてとても言えません。

「もどき」から抜けでないのが似合っているようです。

でも、俳句を本格的に作っている人は
身を刻みこむような思いで作っているのでしょうね。

・・・・・・・

つつきあう湯豆腐鍋や山の寺 あきオジ

くれぐれもよろしく伝言春休み  あきオジ

若者が時代を担う逞しさ  あきオジ

・・・・・・

永き日も囀り足らぬひばり哉  芭蕉

傘(からかさ)に押し分けみたる柳かな  芭蕉

顔に似ぬ発句も出でよ初桜  芭蕉

・・・・・・

水取りや氷の僧の沓の音  芭蕉

(お気に入りの句です。何よりも景色の切り取り方が素晴らしいですね。)

・・・・・・




しっかりとしなくちゃいけない氷るさか  あきオジ

2012-03-20 05:58:46 | 日記
神代植物公園のベコニア
毎回、説明していますが
このベコニア
出かけたときに必ず撮っているものです。
同じようで同じではありません。

どうでもいいようなことですがちょっとしたこだわりです。

・・・・・・

粗製乱造というか
勢いでやってきましたが
気力も好奇心も萎えてきました。
少しづつ内容を考えるようにしていきましょうか。

無理でしょうね。

まあ、ぼちぼち
そのときがきたらそうしましょう。
そんなことです。

・・・・・・

づぶ濡れの大名を見る炬燵哉  一茶

次の間の灯で膳につく寒さ哉  一茶

月花や四十九年のむだ歩き  一茶

(一茶は「親しみやすい」から「屈折した心情」に印象がかわり「こんな境涯をきりとった句もあるのか」という感想にかわりつつあります。素人が言うことではありませんが、何か大きな表現の変化を内蔵したものではないかと思うのです。根拠などありませんが、「あれもあり」「これもある」の多様性が面白いですね。分かったからどうこうということではりませんが、知る楽しみというか気づく楽しみではあります。)

・・・・・・

俳句する教養もなく梅をみる  あきオジ

元気買うその気にさせる春の風  あきオジ

いつのまに春風吹きし隅田川  あきオジ

・・・・・・

焼き芋のシーズンも終わりになりますかね。
寒さで思い出すのか
焼き芋で寒さを感じるのか

こんなとき青森での生活を思い出しますね。
それにしても、よくここまでこれたと思いますね。
長い旅でした。

・・・・・






空晴れて何かありそな暖かさ  あきオジ

2012-03-20 05:43:06 | 日記
神代植物公園のランです。

・・・・・・・

小さなことでも深い関心をもって確かめている人がいるものですね。
そんなことを発見すると
嬉しくなります。

ありがとうございました。

滅多にコメントなどありませんので見逃してしまいました。
申し訳ありませんでした。

年寄りには世間とつながる貴重な道であることを知りました。

・・・・・・

夜明が早い浜で顔を合す  放哉

ここ迄来てしまつて急な手紙書いてゐる  放哉

いつかついて来た犬と浜辺に居る  放哉

・・・・・・

もう少し待っていようか梅の宿  あきオジ

スカイツリーどうでもいいよな大騒ぎ  あきオジ

雨降りて深大寺の鐘ながれくる  あきオジ

・・・・・・