あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

咲いて散るそれでいいのだ福寿草  あきオジ

2012-03-11 05:06:30 | 日記
このブログ
どんな人が詠んでいるのでしょうかね。
そうぞうもつきません。
きっと、いかつい頑固ジイサンのイメージなのでしょうね。

まあ、それはそれ
けっこう距離を保った関係が好きなのです。

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昭和記念公公園の梅園です。

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ここまでを来し水を飲んで去る  山頭火

水音のたえずして御仏とあり  山頭火

おのれにこもる藪椿咲いては落ち  山頭火

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今日は曇りでしょうか。
そうだとすれば、写真は無理でしょうかね。
そのときはそのときのことですね。

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パン齧り悲しき春を思い出す  あきオジ

もう少し「ひとり」の雪解け噛みしめて  あきオジ

「ああ春か」とひとりごとあり青梅線  あきオジ


雪割草あなたも好きかと言いだせず  あきオジ

2012-03-11 04:51:21 | 日記
昭和記念公園も春ですね。
今は桜草が見頃です。
展示場では「雪割草」の展示をしています。
梅も紅白咲き始めました。

福寿草は終わりでしょうか。

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桜が咲きチューリップが咲きだせば、申し分ない春ですね。
あと少しです。
年をとると辛抱できないのです。

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一軒の茶見世の柳老いにけり  蕪村

春風や堤長うして家遠し  蕪村

薮入の寝るやひとりの親の側  蕪村

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後悔をするほど孝行するでなし  あきオジ

梅咲けばとおき日々が蘇る  あきオジ

目の記憶重ねておきたき桜かな  あきオジ

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今日は「横浜にぎわい座」で落語を楽しみます。
それはそれ、楽しい記憶になります。

菜の花がさけば雨降るじれったさ  あきオジ 

2012-03-11 04:29:39 | 日記
昭和記念公園も楽しみの季節になりました。
少しは元気が出るかもしれません。


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ゆれうごく思いも消えし雪割草  あきオジ

菜の花が背にする空の高くして  あきオジ

もう少し座っているか春なのだ  あきオジ

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霰ちれくくり枕を負ふ子ども  一茶

(この句のような風景はありませんね。今は、小さなバッグが枕がわりなのですね。少しずつ、そして気づかないうちに全体が変わってしまっている。変わらないもなのどどこにもありはしないのですね。)

うら壁やしがみつきたる貧乏雪  一茶

(世俗と下品すれすれを嫌う人には「でもねえ」となるのでしょうが、上品さが究極としても、そこまで求めえう必要があるのでしょうかね。)

づぶ濡れの大名を見る炬燵哉  一茶

(これなども、露骨すぎる表現だと言う人もいるのでしょうね。だから、つまらなくなるのですね。)