あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

流れるゆく水のかろきに春を知る  あきオジ

2012-03-04 05:31:02 | 日記
神代植物公園です。

いまだに山頭火と放哉の句を識別することができませんし
蕪村と芭蕉の句は分かりません。

それでいいと思います。
全体が俳句の世界であり
その全体で動いているのです。
それが日本の文化の底流にあるのです。

個性など気にすることはないのですね。

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ふるさとのあの山なみの雪のかがやく  山頭火

春の海のどこからともなく漕いでくる  山頭火

生死の中の雪ふりしきる  山頭火

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雪とけてセーター姿の豆腐売り  あきオジ

天丼が当たり前のありがたさ  あきオジ

生きてきた時代に乗れぬときになり  あきオジ

(もう携帯の機種に関心はなく、使うこともなく、覚える気も起りません。)

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スカイツリーを見物に行きましょうか。


桃配る駅に流れる武田節  あきオジ

2012-03-04 04:26:52 | 日記
神代植物公園の梅です。
梅も楽しいですね。

これからの季節花が溢れますね。
長い冬があるから輝くのですね。

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よい風一つ海にとられた  放哉

大浪晴るる朝なり  放哉

血汐湧き出で雑念なし  放哉

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流れゆく記憶もセピアになってゆき  あきオジ

しみじみと言葉にすれば「まあいいか」  あきオジ

繰り返し帰らぬ過去に色をつけ  あきオジ

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「三屋清左衛門残日録」を見ました。
しばらくは、このドラマを観ることになります。

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マンサクを絵にして手紙に添えてみる  あきオジ

2012-03-04 04:12:07 | 日記
神代植物公園のマンサクです。
マンサクは色合いがいいですね。

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寄りつきし年寄り寂し枯れ木かな  あきオジ

すりよりて泣くこと覚えし夜の梅  あきオジ

まあいいかそれですまぬ春を待つ  あきオジ

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春雨に降りかこまるる男かな  耕衣

春霞老婆と天とややへだつ  耕衣

(この微妙な距離感を素材にするのがこの俳人の個性なのでしょうが、私には「鬱陶しい」ですね。素人の感想とはそんなものです。)

中空を鈴響き去る麦の秋  耕衣

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スタイツリーが完成しました。
「東京オリンピック知っている?」というのと同じように
「震災のよく年スカイツリーが建ったの知ってる?」になるのでしょうか。