あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

紅梅やほっとするまの寒さかな  あきオジ

2012-03-23 05:13:45 | 日記
昭和記念公園の紅梅です。
春らしい陽気になりましたね。
菜の花はそれなりに終わり
梅が咲いています。

チューリップはまだまだ先
そして、桜は蕾が膨らんだ程度
本格的なシーズンはこれからです。

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分け入れば水音  山頭火

ひとりきいてゐてきつつき  山頭火

何が何やらみんな咲いてゐる  山頭火

(今日の気分は山頭火を身近に感じません。そんな距離感の変化が楽しいといえば、楽しいですね。)

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知り過ぎると解釈をしたり説明したがる。それだけはしないように、「鑑賞者としての楽しみ」だけにしておきましょうね。
それでいいのです。

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ひとり言気にすることを忘れおり  あきオジ

電車にも春をもちこむ花粉症  あきオジ

弛緩する背中をたたく春いちばん  あきオジ

(スカイツリーにのぼってみたい。そんな話題があちこちで飛び交っています。万博にも乗り遅れました。今度はとことんのぼってみたいですね。)

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寝姿を見せてしまう春休み  あきオジ

2012-03-23 05:07:44 | 日記
昭和記念公園の菜の花畑です。
そろそろ写真と内容がつながるようにしたいですね。
それと一枚の写真と一句
そんなスタイルにしたいですね。

まあ、ぼちぼちと

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母訪へば母と我が日や寒雀  耕衣

(この俳人の掬いだす「しみじみ」は観念的なこきもありますが、いいですね。人との位置関係と関係に流れる緊張がいいですね。)

我が来たる道の終りに揚羽蝶  耕衣

梨の花を家族のために見て帰る  耕衣

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一人消えまた訃報くる春になり あきオジ

孤老とはわがことなるか夜が明ける  あきオジ

元気出すその気にならず桜まつ  あきオジ

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桜咲き寒さもありし卒業式  あオジ

2012-03-23 04:58:55 | 日記
昭和記念公園の梅です。
夜明けが早くなりましたね。
早起きの私としては嬉しいですね。

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なほ見たし花に明け行く神の顔  芭蕉

(このような言葉の外に物語を準備するのが芭蕉の作り方なのでしょうか。教養人が好むような句ですね。)

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ありがたい顔にうつりし地蔵尊  あきオジ

顔見るも失礼なるか冬がすぎ  あきオジ

もう少し生きていようとひとり言  あきオジ

クロッカス眺めておりし午後三時  あきオジ

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