あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

わがままなカタクリといういとおしさ  あきオジ

2012-03-29 07:08:04 | 日記
城山のカタクリです。

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今日は写真を撮りに行きましょうかね。
風邪をひいているので水泳は控えましょうかね。

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私は音楽がなくても不自由しないし、ずかずか土足で気持ちの中に入ってくる音楽は好きではありませんでした。
でも、これだけ楽しいものを楽しまないのはもったいない。
そんな気がしています。

流しっぱなしの音楽もいいかもしれませんね。

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気合入れ立ち上がることさえ春仕事  あきオジ

節分草咲きし丘の雲高し  あきオジ

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ゆく春や逡巡として遅さくら  蕪村

行春や撰者をうらむ歌の主  蕪村

青柳や芹生の里のせりの中  蕪村

(名句もそれなりの句も、らしくない句も全部を楽しむのでなければ面白くありませんね。)

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桜さき表情見えぬ神社あり  あきオジ 

2012-03-29 06:51:46 | 日記
寝坊しました。
だいたい4時前後に目が覚めるのですが
熱っぽいからでしょうか
遅かったです。

でも、仕事はありませんし
ブログの更新もしなくても困ることもありませんが
待ってくださる人もいるでしょうし
自分の老後の仕事だと思っていますから
怠け癖がつかないようにだけは気を使っています。

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たよりなくどうしようもなしに梅終わる  あきオジ

たよりなくそしてしみじみ桜まつ  あきオジ

セーターで身軽に歩く紳士風  あきオジ

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銭なくてたもとふたつも長閑なり  一茶

(毒がなく皮肉もないのも一茶ですね。一茶には一茶の悲しみをこえた「しみじみ」があるのですね。

それなりに蚊屋もはずさで老いにけり  一茶

淋しさに飯をくふ也秋の風  一茶

(通俗で単純だという評論家も多いでしょうが、自分がよければそれでいいのです。お気に入りの句です。繰り返し読んでいると、気づかなかった句に目がとどくこともあるのですね。それが楽しみです。)

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立ち上がる気力もなくて桜待つ  あきオジ

2012-03-29 06:40:52 | 日記
風邪を引いてしまいました。
そして更新を中途半端にしてしまいました。

今、電子辞書に夢中?になっているのです。
手に入れた電子辞書、機能がいっぱいだし
収録されているコンテンツが多様なので
どのようになっているのか確かめていたのです。

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朽ち果てた屋根を覆い辛夷咲き  あきオジ

悠然と歩く背中に桜散る  あきオジ

作業する誇りを読みて見上げたり  あきオジ

(高所恐怖症の私は作業する現場の高さだけでも圧倒されるのですが、そこで作業する人たちの毅然とした表情に感動しました。この感動は一生のものなのでしょうかね。このごろ「スカイツリー」取材番組にはまっています。若いころだったら見向きもしなかったかもしれません。)

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やつぱり一人はさみしい枯草  山頭火

何事もない枯木雪降る  山頭火

寝床まで月を入れ寝るとする  山頭火


(「しみじみ」を感じることが多いのが俳句では山頭火でしょうか。この「しみじみ」が私の必要なのです。)