あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

退屈な人にも桜のはなしあり  あきオジ

2012-03-13 06:12:47 | 日記
みなとみらいでお気に入りの場所です。
今度は桜の季節に来ましょうかね。

見える船は「釣り船」です。

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うす化粧して凍てた道をいそぐ  放哉

動物園の雪の門をあけてある  放哉

冬川にごみを流してもどる  放哉

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声出さぬ夕暮れどきの豆腐売り  あきオジ

それでいいそれでいいのだ桜待つ  あきオジ

(くるのは訃報ばかり。そんな歳になりました。そこそこ順番なら、それでいいのです。)

うるさいと思うことなく愚痴を聞き  あきオジ

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権太楼一門会を桜待つ   あきオジ

2012-03-13 05:58:20 | 日記
みなとみらいの古い建物です。
威圧するようなそんな雰囲気です。
でも、こんな建物の中で仕事する人もいたのですね。

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春の水所どころに見ゆるかな  鬼貫

遠里の麦や菜たねや朝がすみ 鬼貫

猫の目のまだ昼過ぎぬ春日かな 鬼貫

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不都合な春になるか空晴れる  あきオジ

とりあえずかけそばにする春の雨  あきオジ

ひたすらに春を待つのか猫眠る  あきオジ

(昭和記念公園の野良猫が、ベンチで座る人の上で寝ていました。人はだ恋しいのですね。それとも飼われた記憶があるのでしょうか。)

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ちょっとだけそれでも梅が咲けばいい  あきオジ

2012-03-13 05:44:13 | 日記
みなとみらいです。
大人のテーマパーク
いつもそう思って楽しんでいます。
船があり
電車が走り
それだけでも十分です。

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梅咲いたそれでいいとひとり言  あきオジ

退屈な小説なれど春らしき  あきオジ

夕暮れの焼き芋売りも帰るころ  あきオジ

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ゆさゆさと春が行くぞよのべの草  一茶

雪とけて村一ぱいの子ども哉  一茶

おらが世やそこらの草も餅になる  一茶

(自虐的といういい方もありますが、世俗にすりよるということもあるかもしれませんね。)

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