あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

坂道を登り切ればいちげ見ゆ  あきオジ

2011-03-30 05:24:24 | 日記
春の海ひねもすのたりのたりかな  蕪村

磯千鳥脚をぬらして遊びけり  蕪村

(俳句は不思議な表現形式ですね。とても、面白いし、都合がいいです。切り口をしっかりしないと、意味不明になり、山頭火スタイルも有名人でなければ「何これ?」でおしまいになってしまいますね。そこが面白いのかもしれません。技巧的になればなるほど、虚構になり、どこかで作られたイメージに重なってしまうのかもしれません。自分がよければそれでいい。そんな気持ちでなければ陳腐なものになってしまいますね。剽窃などいけないというけれど、今更という感じですね。自分が面白ければそれでいい。)

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新聞も煽り抑える青葉かな  あきオジ

2011-03-30 05:15:06 | 日記
菜の花や一本咲きし松のもと  宗因

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不安をあおり
正義を振りかざす。
そんな商売のスタイルを自粛しているようですね。
それもいいかもしれませんが

生真面目に煽りをうけ
その気になって買占めに走り
新聞に投書する
そんな人もいてもいいですが
少々大人げない。

情報は流しっぱなしですので
不安を煽る風評情報は闇で流れることの方が効果的です。
「おばさん情報」
これがけっこう、暴走おばさんを生みだします。
そのお付き合いをするおじさんも多いですね。

ふたことめには
「子どものことが心配で・・・」という風潮
何か、異常ではありませんか。
「こどもを前面に押し出していれば、自分はいいおかあさんでいられる」
そんなことも含まれていますね。

ことばの強さ
そして、怖ろしさが潜んでいますね。

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震災のふるえの夜を忘られず  あきオジ

2011-03-30 04:19:21 | 日記
南無妙法蓮華経人の子は手はただれたり  山頭火

燕とびかふ空しみじみと家出かな  山頭火

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今日は送別会です。
夜の更新はできません。

その前にスカイツリーの成長を見てきましょうか。
隅田川の櫻も偵察したいですから。
まだまだのようですね。

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この数日
NHKの番組を確かめています。

四月は期待を膨らませる
楽しい季節ですね。
大学の公開講座も始まります。

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カタクリの開花を見つめる古時計   あきオジ 

2011-03-29 16:22:27 | 日記
古時計が納屋においてある。
もう、都会ではこんな風景はありませんね。

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バス揺れて熟睡おばさん梅放つ  あきオジ

木村屋の櫻へそしたパンを食う  あきオジ

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いも植て門は(むぐら)のわか葉哉 芭蕉

ほろほろと山吹散るか滝の音  芭蕉

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椿落ち忘れものした空のいろ  あきオジ

2011-03-29 16:16:09 | 日記
泊めてくれない村のしぐれを歩く  山頭火

暗さおしよせる波がしら  山頭火

(それぞれの人に深い闇がある。ないと思っている人には人としての物語がないのかもしれません。)

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写真を撮る時も、年寄りはマナーがいいですね。
常識人を自負する人たちの相互けん制体勢ができあがっているのですね。)

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西行忌すぎて芽の香萌えいずる  あきオジ

2011-03-29 16:05:04 | 日記
武蔵野の鳥来る松の芯無限  かな女

やなぎから日のくれかかる野道かな  蕪村

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東北・関東大震災
こんなとき、暴力団と言うかやくさ組織というか分かりませんが
彼らはこれを商売のチャンスと言うか
勢力争いの場と考えるか
それとも祖国の危機として
考えるのか
興味があります。

この震災での機動力を見て
自衛隊の評価は大きく変わるでしょう。

こんなときに人の心証は大きき変わってしまうのですね。

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派手なことを自粛する。
そんな風潮があります。

でも、倹約して、経済を小さくしてしまうと
復旧工事の予算まで小さくしてしまう。
そんな見方をする人もいるのですね。

自粛が体裁のいい、常識の路線だと自負するだけでは何の生産もないのですね。

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誰も死ぬそれだけ覚えて春になり  あきオジ

2011-03-29 06:50:51 | 日記
年をとると
自惚れが強くなり
評価されることにしがみつき

他人を低めることで自負心を確かめる。
そんな傾向が強くなります。

用心、用心

単なる「じいさん」になれば、それで十分なのです。

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百姓らしい顔が庫裏の戸をあけた  放哉

(この時間の推移を表現するのは、放哉の特徴であり、個性ですね。ときどき、このような句を発見するとどきっとします。傍観的標準レンズで写真を撮るようなことしかできない私にとって、としても新鮮ですね。「戸をあけた」「窓開く」「振り返る」時間を逆戻りさせたり、切り取ったりする句は好きです。)

顔上げずクルスマスローズときをすぎ   あきオジ

2011-03-29 06:39:36 | 日記
涙なし蝶かんかんと触れ合いて  兜太

(言葉の組み合わせが面白いし、ときには言葉がぶつかり合って新しいイメージを感じることがありますが、私には多くは「空振り」で言葉がぶつかっても火花を感じることはありません。でも、そのうち、気づいたりすることがあるかもしれません。そうなると現代俳句も面白いかもしれません。でも、そのためには、表現形式をぶち壊し、新しい時代のスタイルにかえなくちゃいけませんね。でも、そのような爆発的エネルギーをもった人が登場しませんね。きっと、時代はそのような人を求めてはいないのです。そんな気がします。伝統芸能のようにして生き延びるのでしょうかね。)

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きっと、俳句や短歌は演歌、フォーク、ロックに多くのエネルギーを吸収されたのかもしれません。
身体表現も多様になりましたしね。

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午前中は写真を撮りに出かけ
帰りにスポーツクラブに寄り
更新をして、一日が終わる。
そんなパターンが続きました。
これ以上のことは望みません。
それより、中身をなんとかしなくちゃいけませんね。

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陽をうけて心地良く咲く桃の花   あきオジ

2011-03-29 06:32:31 | 日記
神代植物公園に行くと
梅、花桃、河津桜、ソメイヨシノが一気に咲く時期があります。
手入れがいいので
それはそれはきれいです。

色合いが多様で
配合が美しいですね。

お気に入りです。
今度の日曜日辺りが見ごろだと思います。
楽しみです。

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白雲をつばさにかけて行く雁の門田の面の友したふなる  西行

(おしゃべりな私は、最近、俳句を探しても、「どこにもない」という思いがでてきました。こんなときは和歌もいいですね。)

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はてもない旅の汗くさいこと  山頭火

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辛夷咲く季節はどこにもやってくる  あきオジ

2011-03-28 18:56:42 | 日記
気の毒がることもなく
平等を意識することもなく
春はどこにもやってくる。

そして、四方に祝福を与えてくれる。

ひょっとして、人間に対する天災は
天罰でもないとしても
恵みの形かもしれません。

私たちの判断のかなたのことなのですね。

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青天に産声上る雀かな  一茶

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神代植物園に出かけ櫻の写真を撮り
帰りにスポーツクラブで水泳をして
家に戻ってブログの更新をすると
一日が終えてしまう。

それでいいのかも・・・

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