ひらりん気まま日記

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筑紫哲也氏 講演会

2007-03-10 20:24:17 | 社会&世相
大阪市大植物園 天に伸びる落葉樹
先細りの未来? 

【今、平和を考える】 筑紫哲也氏 講演会

筑紫哲也講演会 ジャーナリスト・ニュースキャスターの筑紫さんだから(この辺り、ミーハー)お話を聞きに行った。
赤外線補聴システム(受信器から直接人工内耳マイクに話し手の言葉が入る=美術館の音声ガイドみたいなもん)と要約筆記のおかげでほぼ完璧に話の内容がわかり、とても面白かった。
いろんな話があった中で、「日本国憲法の第9条のことを取り上げる前に、第99条を考えてみなければならない」というのをぜひ言いふらしたい。憲法なんて勉強してへんもんな。

第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
この中に国民という言葉がない。という話がいちばん「ヘーッ!」と驚きであった。
憲法というものは権力を持った施政者が守るべき規範なのだから、その施政者側から改憲云々が持ち出されるのはおかしいのではないか?
「国家の品格」のはやり言葉ひとつでこの国の行き先を見誤ってはいけない。と。

良き時代の朝日新聞(今の朝日はかなり変)の記者らしい考え方だなぁと、昔、朝日が大好きだった私には深く感じるものが多かった。

果たして、今日、聞いた話、私の中でどれだけ残って育っていくだろうか。

有名人という先入観もあるけど(この辺り、ミーハー)やっぱり、生の声と生の姿というのは、1冊の本を3時間かけて読むより15分話を聞くほうが心にストンと落ちる。生は強い。こうやってスピリチュアリスト江原啓之の話聞いて、みんな舞い上がっちゃうんだろうなぁ。
 
筑紫さんの話にも出てきたし、こりゃ、アル・ゴア氏の「不確実な果実」?(なんてええかげんなうろ覚えだったけど)真実のタイトルは「不都合な真実」の映画も見んとアカンなぁ。
しかし、「不都合な果実」でもかなり検索ヒットする。梅田ナビオTOHOの上映予定表も「不都合な果実」になってたらしい。
ええい、ややこしいったら!
真実は決して単純ではない。か…