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鞆の浦
近くのシネマで日本語字幕付上映をやっているので、見に行ってきた。
字幕付は夕方6時だけなので、空きっ腹で見るのもツラいし、5時前から夕食作って、先に食べて(夫は畑)滑り込み。
開始時間後15分は予告を流すので、せわしい目して、なんか時間もったいないし。
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3姉妹にはほとんど父親の思い出がなく、そのあと母親も出て行って古い家で祖母に育てられた。
梅のエピソードがいいね。梅酒を作りたくなる。作らんけど。飲めないし。
異母妹は実母は早くに亡くなり、よその家庭を壊した父の負い目もあり、それぞれ心境的には複雑なんだけど、四姉妹みんな湘南の海の如く明るい。
大叔母役の樹木希林、食堂の風吹ジュン、リリーフランキー、母親役の大竹しのぶ、の出来事はあっても、ドラマチックな展開はなく、鎌倉の季節とともに淡々と話が進んでいく。
映画館で見てこその風景はあんまり出て来なかったけど、いい映画だった。
妹が欲しくなるよ、これは。
この映画を心から「ああ良かった」と思えるということは、私ってなんて素直で人が良いんだ、と思えてしまう(笑)
意地の悪い人なら、ひねりが無い!とか夏帆が変!とか、父親を奪った女の娘とそんなにうまくいくわけないとか言うんやろうか。
夏帆(三女役)って「天然コケッコー」の主役だった子だって。
確かに「海街」では可愛くも美人でもなかったけど。
モデルのようにスタイル良すぎの長澤まさみ(次女)も顔はそれなりになってるし、綾瀬はるか(長女役)はなんかぜんぜん変わってへんし、
などなど、ハラハラすることなく、ほんわり。ミーハー話題でも楽しめる映画だった。