平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い 477 安倍総理が描いている憲法改悪への目論み??? 

2016-07-06 04:41:30 | 日記
  平和への希い 477 戦後71年 
安倍総理が描いている憲法改悪への目論み???   2016.7.6.

憲法を改正するためには、憲法96条をクリアしなければならない。
 憲法96条
  「この憲法の改正は、各議院の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案して
   その承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票または国会の定める選挙の際
 行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体をなすもの
として、直ちにこれを公布する。」

安倍総理の最終ゴールは、憲法9条。集団的自衛権を実行するためには「目の上のたんこぶ」なのだ。
 憲法9条
  「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力に
  よる威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2 前項の目的を達するため、陸空海軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
   これを認めない。」

今回の参議院選で、自公が参議院の議席、3分の2を占め、まず、憲法改正を発議できる態勢をつくる
ことなのです。すでに衆議院は、自公で3分の2を確保しているので、絶対先送りしないと言っていた
消費増税先送りや、お粗末野党が出来ない経済政策(アベノミクス)を前面に「耳障りよい」ことばかり
を声高に、国民を誤魔化そうとしています。党の公約のなかには、憲法改正に触れているので、自公
3分の2を取ったら、憲法改正についても国民の支持を得たと言い出すのです。
前回の、総選挙(一昨年の12月)でこの手を使い、憲法違反の集団的自衛権含む新安保法を強引に
成立させてしまったのです。

どの野党でも良い、兎に角、自公3分の2を阻止しないと、「英国の後悔」の再現になります。

ウォーキング中に出会った花です。

7月6日「今日は何の日カレンダー」より
▲記録上最古の富士山噴火(781)▲浅間山大噴火。死者3万5千人以上。天明の大飢餓の要因に(1783)
▲パスツール、狂犬病ワクチンを開発(1885)▲日本、オリンピックに初参加(1912)
▲東京・谷中の五重塔が心中放火で全焼(1957)▲田中角栄が54歳で史上最年少で総理となる(1972)
▲兵庫県神戸の高校、校門圧死事件(1990)