平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1472 素晴らしき「令」

2019-04-10 10:10:20 | 日記

4月7日、日経新聞朝刊「遊遊漢字学」で阿辻哲次さんが、新しい元号「令和」の「令」について解説されて
いました。
「令」は、「霊」の旧字「靈」が画数多過ぎて書くのに面倒だから、同じ発音で簡単に書ける「令」を「当て字」
として使われた、とのこと。

「霊」は、浄瑠璃の「壷坂霊験記」にあるように、霊験(れいげん)は、信仰心篤い夫婦の願いを聞き届けた
観音様が見えなかった夫の目を直してくれた、観音様のお力だった。
霊験(れいげん)は、敬虔な信仰に対して神仏が示す不思議な験(あかし)なのだ。
霊峰富士や霊薬などと「霊」は、「はかりしれないほど不思議な」「神々しい」「とても素晴らしい」と言う意味。

だから、「霊」の当て字として使われた「令」も「良い・素晴らしい」という意味を引き継いだ、とのこと。
令嬢、令息、令月(万葉集)、令夫人など、「良い・素晴らしい」お嬢さん、ご子息、奥様、お月さんなのだ。
阿辻さんのお友達夫婦が、結婚披露宴に招かれた時のこと。
ご主人は、指定された自席に、「○○様令夫人」と書かれたカードを見て、
「そうか、いつも俺に命令ばかりしているから、『令夫人』というのか」と悟ったとのこと

「まことにユニークで秀逸なこの解釈を掲載する辞書はどこかにないモノか」と阿辻さんは締めくくっています。笑えました。同じように「令」を連想した私だけに。
いずれにせよ、新しい「令和時代」も、戦争に巻き込まれることが無い、平和な「素晴らしい時代」であるよう
信仰心薄い身ながら、神様、仏様にお願いしています。

花が、春を忘れずに咲いているのに、今日は真冬の陽気。山中湖などでは大雪とか。
ウォーキング中に出会った花も、ビックリしているでしょうね。

4月10日、「今日は何の日カレンダー」より
婦人参政記念日、婦人の日(労働省1949)、婦人週間(~16)駅弁の日(1993)、建具の日(1985)、ヨットの日、
四万十の日(1989)、瀬戸大橋開通記念日、LPガス消費者保安デー(毎月)
▲聖徳太子、摂政となる(593)▲日光東照社の大造営完成(1636)▲平賀源内、江戸・湯島料亭で物産展(1762)
▲九州、青の洞門が開通(1763)▲イーストロンドンのホワイトチャペルにビッグ・ベン、できる(1858)
▲板垣退助、高知に政治結社立志社を創立(1874)▲師範学校令・小学校令・中学校令公布(1886)
▲競馬法公布(1923)▲日本商工会議所設立(1928)▲日本女性が初選挙権を公使、女性代議士39人誕生(1946)
▲日本初の女子プロ野球の初試合が後楽園球場で(1950)▲NHKの連続放送劇「君の名は」放送開始(1952)
▲皇太子(今上天皇)(25)と美智子妃(24)の御成婚パレード。53万人の観衆。ラジオ・テレビで実況中継(1959)
▲瀬戸大橋開通(1988) ▲イギリスとアイルランだド和平合意(1998)▲アジアゾウ(インド象)諏訪子65歳
で死亡(2008)▲浅田真央ブログで引退表明(2017)