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北アフリカのアルジェリアが揺れている。
4期間続いた長期安定(?)政権だった、ブーテフリカ大統領が、5選を目指そうとしたら、長期支配に
反発する市民の怒りの抗議デモ。
ブーテフリカ氏は、5選出馬を断念したが、混乱は治まったわけではないらしい。
多くのアラブ諸国に共通するのは、混乱と圧制が交互に繰り返されること。
民主化が進むと、イスラム過激派が勢いを増す。強権的指導者が出現し、力で抑え込む。経済統制などで
経済停滞、生活が困窮して不満が充満、イスラム過激派が勢力を盛り返す。
アルジェリアでは、1980年代の原油価格低迷時、イスラム過激派が民衆の怒りを利用して92年選挙で
勢力を延ばす。政府は、軍を使って、選挙に介入、内戦が泥沼化。
ブーテフリカ氏は、強引な取り締まりで、イスラム過激派を掃討する一方、軍や経済エリート中心に、
「プーボワール(権力)」と呼ばれる、不透明な支配体制を築き上げ、原油収入増大もあって治安が安定。
しかし、ガンジガラメの規制と汚職がはびこって、経済は活力が無くなった。
雇用関係悪化する中、親の世代より豊かになれない若者は、先鋭化しかねない状況で、ブーテフリカ氏の
大統領選出馬断念で、国民が期待する民主化が進むとは限らないようだ。
軍を使っての力で抑えてきた「見せかけの安定」が、また、繰り返されるのか。
そこに、米ロ・イスラム宗派などが、自分の都合の良い「政府」に加担となれば、「シリア」のように
なってしまう。
2015年ノーベル平和賞受賞の「チュニジュア国民対話カルテット」みたいに、粘り強い「対話」で
民主化が進められるように、祈るばかりです。
桜、さくら、サクラ。
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4月5日、「今日は何の日カレンダー」より
横町の日、ヘアカットの日
▲琉球王、島津家に降伏(1609)▲大英博物館の誕生(1753)▲高田屋嘉兵衛、没(1827)▲東京府、女子の断髪を
禁止(1872)▲映画法公布(1939)▲日本癌学会創立(1941)▲第一回知事、市長、区町村選実施(1947)▲ミスター
ジャイアンツ、長嶋茂雄、プロ野球デビュー。金田投手に4三振(1958)▲神戸市民が米領事館前に反戦の座り
こみ(1965)▲「イタイイタイ病」、公害病第1号指定(1967)▲中国天安門事件(1976)▲浅草国際劇場閉場(1982)
▲明石海峡大橋、開通(1998) ▲「笑っていいとも」同一司会者での長寿番組が、ギネスブックに(2002)
▲北朝鮮によるミサイル発射実験 北朝鮮は「人工衛星」と主張(2009)