平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1654 脱武力で平和賞

2019-10-13 10:11:04 | 日記

11日、ノーベル平和賞が、エチオピアのアビー首相に決まった。
41歳で首相となったアビー首相は、「過去の間違いから学び、不正を償う時だ」と、反体制派として弾圧
されて、投獄されていた人々を解放、国外に逃亡していた人達の帰国を実現。
土地や資源の帰属を巡って、隣国との対立や民族間の武力紛争が絶えないアフリカだが、
アビー首相は、断固として武力を使わず、話し合いで、隣国との国境紛争を解決、また、長期独裁政権崩壊後
軍と市民が対立していたスーダンに、仲介役を買って出て、民政移管に向けた軍民統治を実現させ、地域紛争
の解決にも力を尽くした。

昨年8月には、性急な改革に反対する勢力がアビー首相を暗殺しようとしたこともあったようだが、武力に
よらない紛争解決に徹してきた。
平和実現の理想、『武力によらない紛争解決』は、日本国憲法9条の精神そのもの。
武力で紛争を解決しようとすれば、ドロ沼の武力闘争・戦乱が続く。難民が増える、テロが増える。
武力による、和平は、必ずウラミが残る。ウラミは、次なる「武力抗争の芽」となる。

アビー首相は、「武力抗争の芽、ウラミ」を摘み取る和平努力の人で、ノーベル平和賞にふさわしいなあ
と喜んでいます。おめでとうございます。

軍事大国のリーダーや独裁者の皆さん、武力によらない平和実現が、人類の滅亡を救うのですよ。
ウォーキング中に出会った花。

10月13日、「今日は何の日カレンダー」より
引っ越しの日(全国引越し専門協同組合関東ブロック会)、サツマイモの日(川越いも友の会)
▲仏教、日本に伝来(552)▲日蓮、没。61歳(1282)▲日本初の麻酔手術。華岡青洲は、朝鮮朝顔を利用して麻酔薬
「通仙散」を完成。この日、麻酔による初の乳癌の摘出手術に成功(1805)
▲明治天皇、東京に到着、江戸城に入城。東京城と改められる(1868)▲グリニッジの世界標準時指定(1884)
▲富山県魚津で米騒動(1889)▲婦人参政権が認められ、2年後には初めて、この権利を行使(1945)
▲左右両派の社会党統一(1955)▲世界バレーボール選手権大会で日紡貝塚女子チームが完全優勝(1962)
▲サリドマイド訴訟、和解(1974)▲大江健三郎ノーベル文学賞受賞(1994) ▲チリ落盤事故、33人の救出(2010)
▲アンパンマンのヤナセたかし氏没(2013)▲楽天・田中将大投手開幕から24連勝、プロ野球新記録(2013)
▲超大型台風12日から13日にかけ、中部・関東・東北を襲う、各地で被害甚大(2019)