
7月2日の日経・文化欄「疫病の日本史④旧日本軍の失策」で、近現代軍事史を研究されている一ツ橋大学の
名誉教授吉田裕先生のお話しに、成る程と思いながら、ますます安倍政権の「記録軽視」に腹が立った。
「敗戦直後、毒ガス戦など戦争犯罪に関与していた陸海軍の軍医たちは、大量の資料や記録を焼却した。
そのせいで、軍事衛生・医学関係の資料は殆ど残されていない。
結核やマラリヤなど、対策不十分の軍は、制空権・制海権を失い、食糧・物資の輸送を絶たれ、フィリピン
防衛戦の戦死者52万弱の日本兵の6~7割は、餓死か疫病死だったが、記録は残されていない。
軍も政府も、『責任を追及されたくない』ために、『記録』しなかったり、『記録』を廃棄することは、
当たり前だったのだ。」
モリカケ疑惑の記録、南スーダン派遣自衛隊の記録、最近の「桜を見る会」の記録、など、「無い」「有った」
「改ざんした」「廃棄した」のドタバタ。更に、コロナ対策の議事録を作らなかった、と信じられない公表。
安倍政権のお粗末に、
「記録を作成し、保管し公開して、将来の検証にさらす覚悟を欠いている。なぜ、歴史から学ばないのか」
と、吉田裕先生は憤慨されていらっしゃいます。
安倍政権は、「責任を追及されたくない」ために、「記録ネグレクト」しているのだ。
税金を使ってやっている政治(仕事)だ。
安倍政権は、国民に、正々堂々と公開し、恥ずかしくない政治をする覚悟がない、絶対許せない。怒り心頭。
ウォーキング中に出会った花。青い花は、アリオギネ・ハケイフォリア(近くの店で)



7月11日「今日は何の日カレンダー」より
世界人口デー(国連人口基金1990)、真珠記念日
▲後白河天皇方の平清盛・源義朝らが白河殿に夜討ちをかけ、崇徳上皇方を破る(保元の乱)(1156)
▲北条政子、没。69歳(1225)▲ジョン万次郎、高知に到着(1852)▲幕府、国旗を制定(1854)▲英国国会議事堂
のビッグ・ベン、初めて鳴る(1859)▲幕府、各国公使館を品川御殿山に設置(1861)▲御木本幸吉が真珠の養殖
に成功、ミキモト・パールの誕生(1893)▲慶応大学野球チーム、ハワイでわが国初の海外遠征試合(1908)
▲『キネマ旬報』創刊(1919)▲総評(日本労働組合総評議会)結成(1950)▲第1回全日本サーフィン大会が千
葉県鴨川海岸で開催(1966)▲新宿・渋谷など東京の5駅のホームで、禁煙タイムがスタート(1974)▲東名日本
坂トンネル事故(1979)▲世界人口が50億人に 到達(1987)▲カルピス、黒人マークの廃止決定(1989)▲長野県
警が6月27日の毒ガス事件で、現場近くの会社員宅から押収した化学薬品だけでサリンは合成できないことが
判明したと発表(1994) ▲新潟・長野で集中豪雨(1995)▲ソフトバンクがアップルのiPhoneを発売(2008)
▲FIFAW杯南アフリカ大会でスペインが初優勝(2010)