今年は、卯年。うさぎ年。
ウサギと言えば、大国主の命に助けられた、因幡の白兎、お月さんの中でモチをついているウサギ、
木の根っこにぶつかったウッカリうさぎ、かけっこで、油断してカメに負けたねぼけウサギ・・・。
でも、
昨日の日経朝刊コラム「春秋」で、教えて頂いた、「わが身を捨てて、他者を助ける」、気高いウサギの
話しに、ウサギを見直しました。古典「今昔物語」の話で、ウサギ年の主人公にふさわしいお話しでした。
「帝釈天(たいしゃくてん)が、飢えて疲れ果てた年寄りに成りすまし、修行中のウサギ、キツネ、サルの
前に現れ、「養って欲しい」と頼みました。修行中の三者が、どうするか、試したのです。
サルは木の実を、キツネは他人の墓の供え物を差し出したが、ウサギは、差し出すものを得られなかった。
そこでウサギは、火を焚き待っているように告げ、姿を消した。火が燃え上がると、手ぶらで帰って来た
ウサギは、火の中に踊り込んで、わが身を、老人に捧げたのです。
帝釈天は、『わが身を捨てて、他者を助ける』究極の慈悲と利他という、気高いウサギの行いを、すべての
生き物に知ってもらうために、ウサギの姿を月に移して、見てもらうことにした、というお話し。
(お月さんの中で、モチをついているウサギさんの、ルーツみたいなお話しですね。)
月のウサギは、正月早々から弾道ミサイルをぶっ放した北朝鮮の強権者、ウクライナに侵略を進めるロシア
の強権者、力の行使や誇示で、現状を変えようとする中国の強権者に、身を捨てて世界平和に貢献する覚悟
があるかどうか、じっと見つめていますよ」と、「春秋氏」は、おっしゃっているのです。
ホントに、3人の強権者には、ウサギに恥ずかしくないように、身を正して、世界平和のために、力を尽す
覚悟を示して欲しい、と、切に思います。教えて頂いた、「春秋氏」に感謝です。ありがとうございました。
ウォーキング中に出会った花・風景。
1月4日、「今日は何の日カレンダー」より 官庁御用始め、石の日
▲源義朝、討たれる(1160)▲スパルタクス団などがベルリンで蜂起(1919)▲日米国際電話開通(1922)
▲インドでガンジーら国民議会派指導者を逮捕。非暴力主義のガンジーは獄中で「死に至る断食」(1932)
▲名古屋城の鯱鉾のうろこ58枚盗まれる(1937)▲第1次近衛内閣総辞職(1939)▲GHQが軍国主義者の
公職追放、超国家主義団体解散指令(1946)▲ビルマ共和国(現ミャンマー)が独立(1948)
▲NHKがラジオで初のマラソン実況中継(1953)▲青酸コーラ事件(1977)▲モスクワ五輪ボイコット(1980)
▲米で女性初の下院議長誕生(2007)▲ドバイに世界一高い超高層ビル(2010)▲貴乃花親方が理事解任
される(2018)▲闘将星野仙一元中日・阪神・楽天・全日本監督死亡(2018)