平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2811  元気ない春闘 

2023-01-09 11:53:46 | 日記

そろそろ、春闘が始まる頃です。

日本は、バブルがはじけ、リーマンショック、など、企業の儲けが、なかなか上がらず、賃金を上げる

ことが出来ない状況が続き、平均年収は、韓国にも抜かれたようです。

政府は、何とか、賃金を上げ、購買力を増やし、企業の業績が上がる、結果、所得税や、法人税などが

増えて、国の財政も良くなる、という「好循環」を目指して、安倍政権時代から、「官製春闘」が始まった。

政府が、経団連(企業の経営者団体)などに、賃上げ要請をするのが恒例になっています。

賃上げは、多くの場合、企業と従業員組合で、「団体交渉」で、決まるのです。

企業は、儲けが出ないと賃金は上げられない、従業員は、賃金が上がらないと、物価が上がっているので、

生活の維持が難しくなる、ということで、結構激しいやり取りになる筈なのです。

ところが、最近の経済状況を、お互いに、理解し合って、「賃上げ少なくても、ゼロでも、仕方ない」と

高度成長期の昔のように、「もっと出せる筈」「会社が生き残るためには、新しい商品の研究開発におカネを

使ったり、リーマンショックなど不時のリスクに備えるためにおカネを溜めて置く必要があるので、要求通り

には、出せない」と、激しくやり合うことが無くなったみたいです。

1月7日の、日経「春秋」で、労働組合の今昔について、ナルホドの解説をされていました。

厚労省によると、昨年6月時点で、労働組合員数が1千万人を割り、推定組織率は、16.5%らしい。

かたや、昨年11月の、毎月勤労統計調査では、実質賃金が、昨年11月に比べ、3.8%減っているとのこと。

「けちん坊な経営者だけでなく、すっかり弱った労組にも責任があろう」と春秋氏。成る程でした。

1月9日、「今日は何の日カレンダー」より  とんちの日(一休さん1と9)、クイズの日
▲坂上田村麻呂が陸奥に胆沢城を築く(802)▲大和国長谷寺、全焼 (944)▲鎮台を名古屋・広島追加6鎮台

とする(1873)▲明治天皇、16歳で即位(1875)▲大島・三原山で女学生が投身自殺。流行化する(1933)
▲学徒出陣、決定(1942)▲自衛隊機が初めて空中衝突事故(1957)▲アスワン・ハイ・ダムの起工式(1960)
▲赤瀬川原平の1000円札模造事件(1964)▲東京オリンピックマラソン選手、円谷幸吉が自殺。27歳(1968)
▲両国新国技館落成式(1985)▲近鉄・野茂英雄投手(26)が、米大リーグ入りのため任意引退を表明(1995)

▲防衛庁が省に昇格(2007)▲米アップル初代iPhone発売(2007)▲フィファが、澤選手に最優秀選手賞、

佐々木監督に最優秀監督賞(2012)▲大阪・桜宮来高校で体来罰自殺(2013)