28年前、1995年1月17日は、阪神大震災が起きた日。死者6千人余。
その1年前、1994年1月17日、米・ロスアンゼルス大地震発生。死者60人。
21年前の2002年1月17日、アフリカ・コンゴの火山が噴火、45人が亡くなっている。
1月11日には、米・カルフォルニア、ロスアンゼルスなど、太平洋岸側の各地で記録的な豪雨で、
高級住宅街が大変な被害を受けている様子が、TⅤで放映されていました。
関東大震災のあと、寺田虎彦は、「天災は忘れた頃にやってくる」と言っていたが、「天災は、忘れずに
やってくる」のです。
地球が生まれた45億年前以来、火の球だった地球は、息づいており、いつ何時、咳をしたりクシャミ
するか解らない。咳やクシャミすることが、火山噴火や、地震、台風・ハリケーンなどになって、人間に
とっては災害になるが、地球にとっては、ホンの「咳」ぐらいなのかも知れない。
その後も、東日本大震災や、熊本地震、毎年の日本各地の豪雨禍、大型の台風やハリケーン、火山噴火など、
のニュースを見る度に、地球の息づかいを感じます。
28年前の1991年1月17日には、米英仏などの多国籍軍がイラクへ空爆開始し、湾岸戦争が始まった。
その後、イラク戦争、フセイン政権崩壊、イラク混乱、イスラム国台頭、アラブの春旋風など、中東は
紛争・戦乱・テロが続き、大量の難民がヨーロッパに押し寄せ、ヨーロッパ各国では、難民拒否のポピュリズム
(大衆迎合主義)や極右勢力が伸長、政治的に不安定になり、いまだに、揺れ動いている。
揺れ動いている足元を、狙うかのように、プーチンは、強引に、2014年、クリミアをロシア領にして
しまい、昨年は、ウクライナ侵略戦争を仕掛けて、多くの命が失われ、生活が破壊されています。
天災は、忘れずにやって来る。
天災の前には、人間も無力で、防ぎようがない。被害を少なくする防災しかない。
でも、戦争や紛争・テロは、人間が引き起こしている、人災。
人間がその気になれば、起こさなくて済むのです。
過去の1月17日に起こった天災と人災を思い、CО2削減などで、天災を弱める努力はするとしても、
1月17日を、人災である戦争・紛争・テロを無くすことに、真剣に取り組む「日」としたいものです。
ウォーキング中に出会った花やお月さま。
1月17日、「今日は何の日カレンダー」より 防災とボランティアの日、湾岸戦争開戦の日
▲ローマ帝国が東西に分裂(395)▲後鳥羽天皇、院政を開始(1198)▲アヴィニヨンの幽囚が終わり、教皇庁が
ローマに帰る(1377)▲鎌倉の鶴岡八幡宮が焼失(1821)▲板垣退助らが民選議員設立建白書を提出(1874)
▲皇后、婦人に洋服を勧告(1887)▲天然オレンジジュース発売開始(1957)▲佐世保で原子力空母寄港に反対
する反日共系学生が警官隊と衝突。重傷者68人(1968)▲国際電話のダイヤル即時通話スタート(1971)
▲大関貴ノ花引退(1981)▲アメリカ軍などの多国籍軍がイラクへの空爆開始。湾岸戦争開戦(1991)
▲ロサンゼルス大地震(1994)▲阪神淡路大震災、午前5時46分発生。兵庫県南部に大被害。死者5378人、
負傷2万6815人、家屋損壊10万9464棟(1995) ▲コンゴで火山噴火、45人死亡、35万人避難(2002)
▲ライブドアショック株価大幅下落(2006)▲タイ反政府デモで、40人死傷(2014)