平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1576 自作自演の「狂気の世界」 

2019-07-26 08:55:48 | 日記

今日は、久しぶりの夏の青空。蝉も鳴き出した。
この時期の「カンカン照りの夏空」は、太平洋戦争の終戦記念日の夏空と蝉の鳴き声を連想させる。
3歳の子供だったので、戦争も終戦も解る筈はなかったが、その後のいろいろな映画やドラマに出てくる
ラジオの前で、正座して「終戦の玉音放送」を涙を流し聴いているシーンと、夏の青空と蝉の声が、私の
「終戦の日」のイメージとして焼き付いてしまった。
74年前の1945年7月26日は、日本無条件降伏含むポツダム共同宣言がなされた日。
その翌日、7月27日、日本に「無条件降伏を受け入れるようポツダム宣言」が届いていた。
1945年8月15日、玉音放送で、無条件降伏を受け入れて終戦となる、半月ほど前のことだった。
冷静さを欠き、戦争責任を問われる政府は、「無視」し、「一億玉砕」を言い出し、徹底抗戦を打ち出す。
軍部の恫喝に慣らされ、軍部の広報局に成り下がったマスコミは、「笑止、対日降伏条件、聖戦あくまで
完遂」など、東京はじめ各都市の大空襲や悲惨な沖縄戦などによる国民の窮状よりも、軍部の鼻息を伺って、
国民をダマす片棒を担いでいた。

7月中にポツダム宣言を受け入れていれば、原爆で苦しむ広島・長崎も、ソ連の参戦も無かったのです。
日本軍部は、「狂気の世界」を創り上げ、国民を悲惨な目に合わせ、自滅したのだ。
「狂気の世界」を体験して「平和」の尊さを骨身に感じている私達日本人。
マッチポンプ男トラさん」が、あちこちで緊張を煽り、武力抗争の危機を生み、米国製兵器を売り込む。
自分が起こした緊張・武力抗争の危機を「有志連合」で、多くの国を巻き込んで、納めようとする。

まさに、トラさんの自作自演の「狂気の世界」なのです。
トラさんの親友を自負している晋さん、トラさんを諌めて、狂気の暴走を止めてこそ本当の親友ではないか。
7月26日が来る度に、「広島・長崎の原爆投下」の前に「ポツダム宣言を受け入れていたら」と、
安倍総理のお爺ちゃん(岸信介、戦争を始めた東條内閣の閣僚)達に恨みを言いたくなる。

ウォーキング中に出会った花々です。

7月26日「今日は何の日カレンダー」より
ポツダム宣言記念日、幽霊の日、日光の日、ふろの日(毎月)
▲弘法大師が日光山と命名(820)▲幕府は新田として開発可能な荒れ地、未開墾地には開発の許可を与える
 高札を設置(享保の改革)(1722)▲東海道四谷怪談、初演。お岩さんの役は3代目尾上菊五郎(1825)
▲長州藩領内で大規模な一揆が発生。一揆は更に拡大し全藩を巻き込む騒動となる(防長大一揆起)(1831)
▲英公使オールコック、外国人初の富士登山(1860)▲東京横浜毎日新聞が開拓使官有物払い下げ暴露(1881)
▲津田梅子の英学塾、設立(1900)▲FBI誕生(1908)▲ポツダム宣言発表。ベルリン郊外のポツダムに
英チャーチル、米トルーマン、ソ連スターリンが参集して、戦後ドイツの処置、対日処置、日本の無条件
降伏など共同宣言(1945)▲OECD(経済協力開発機構)日本加入が承認される(1963)▲1783年の浅間山大噴火
による埋没地域の嬬恋村、発掘開始。人骨、仏像、石臼、戸障子などが発見(1979)▲福岡市地下鉄開業(1981)
▲政府、韓国で元従軍慰安婦から聞き取り調査を開始(1993) ▲神奈川・相模原障害者施設殺傷事件(2016)

平和への希い1575 ヒトラーの二の舞

2019-07-25 10:28:06 | 日記

花火のシーズンだから、でもあるまいが、金さん、今朝、2発の「飛翔体」を日本海に打ち上げたらしい。
米朝トップ会談を3回もしたのに、一向に「制裁緩和」は進まない。
米中貿易戦争やイラン制裁・ホルムズ海峡不穏に世界の目が移り、「忘れられた金さん」は、「こちらも
忘れちゃいかんよ。1発噛ましてやれ」との心境か?

想えば、金さんの祖父の金日成、父の金正日は、名うての「引き延ばし巧者」だった。
経済制裁を解くために、「核開発止めます」と言い、その裏では、核開発を進めてきたのである。
そして、米などと肩を並べる「核・ミサイル所有国なのだ」と、トラさんを引っ張り出し、対等な立場で
「朝鮮戦争終結のための平和条約を結べ」と、迫った。

ところが、商売人のトラさんは、「俺は騙されないぞ。完全非核化の保証が無い限り、制裁解除しない」。
金さんは、爺さん、親父が使った手で、トラさんを誤魔化せない、と解り、習さん・プーさんを取り込んで、
トラさんの妥協を引き出そうとしたが、習さんもプーさんも対米問題を抱えており、金さんに関わりあっては
いられない、と、ツレナイお二人にも、憤懣やる方ないのでしょう。
納涼の花火なら、拍手喝采だが、無粋な「飛翔体」はいただけない。
潜水艦開発にご満悦の金さん、「力でこそ平和が達成できる」と狂信する金さん。
力で、一時の平和を勝ちえても、更なる力が、勝ちえた平和を打ち砕く。国民が犠牲になるだけ。

日本の憲法9条の「軍隊を持たず、武力で紛争解決しない」ことこそが、「国民の生活を守る世界平和」に
繋がることを、金さん、真剣に考えないと、ヒトラーの二の舞になりますよ。

ウォーキング中に出会った花々。

7月25日、「今日は何の日カレンダー」より
大阪天神祭
▲幕府、紫衣法度に背いた大徳寺の沢庵宗彭(そうほう)らを流刑に処すことを決める(1629)▲英国で
スティーブンソンが蒸気機関車の初試運転に成功(1814)▲日清戦争はじまる(1894)▲味の素、発売(1907)
▲初の民間航空機、朝日新聞社の「東風」訪欧(1925)▲日本の最高気温40.8℃を山形で観測(1933)
▲ムッソリーニ失脚(1943)▲日本住宅公団が発足。「DK(ダイニングキッチン)」の表示が使われる(1955)
▲日本シェーキーズ・ピザ、第一号店東京・赤坂に開店(1973)▲英国で初試験管ベビー誕生。2610g(1978)
▲バルセロナ五輪開幕。同大会では水泳の岩崎恭子、柔道の古賀稔彦と吉田秀彦が金メダル獲得(1992)
▲ウインドウズ98日本語版発売(1998)▲和歌山・カレー毒物混入事件。死者4人、中毒患者63人(1998)
▲コンコルド離陸直後に墜落死者13名(2000)

平和への希い1574 安倍外交のキーポイント 

2019-07-24 09:56:15 | 日記

参議院選で過半数割れの自民党。総裁の晋さん、憲法改正をトーンダウンせざるを得ないでしょう。
モリカケ疑惑が蒸し返される度に、支持率を下げたが、外交の安倍で、世界を飛び回り、「良くやっている」
姿を見せ、支持率を戻す流れだった。
トラさんとの「日米貿易交渉」「米軍の駐留経費負担」、ホルムズ海峡の「有志連合」参加問題、コジれる
日韓外交、金さんに相手にしてもらえない「拉致問題」、戦争で勝ち取ったのだから返す気が無いプーさん
との「北方4島」問題・・・・、安倍政権は、これら山積する外交問題をどのように結果を出せるのか。
「良くやっている」姿を見せるチャンス、是非頑張って欲しい。

我が国の重大問題、「お手並み拝見」なんて、言ってはいられない。
キーポイントは、「トラ・晋」蜜月関係だ。
蜜月は信頼関係と思っている晋さんと、蜜月は「ディール(取引)」のための手段と思っているトラさんの
温度差を知って、「蜜月」と決別し、無茶苦茶なトラ流が世界を混乱させていることの流れを変えるように、
世界の世論形成に努力することだ。

トラさんは、激怒し、日本の経済・安全保障が混乱するだろうが、これまでの日米関係を、ゼロから見直す
チャンスだ。
アメリカ1極集中経済体制のために、「ドルを使うなら、おれの言うことを聞け」と威嚇するトラさん。
イラン核合意を一方的離脱し、米財務長官は、「ドルシステムに参加したいのであれば、米国の『対イラン
制裁』に従う義務がある」と、平然と言うのである。

驕れる藤原・平家や、ヒトラーのようで、必ず衰退するトラさんなのだ。
トラさんと決別し、日本から米軍基地を無くす安倍政権なら、屁のツッカイ棒にもならないゴマメですが、
一生懸命応援支持します。

ウォーキング中に出会った花々です。

7月24日、「今日は何の日カレンダー」より
劇画の日、河童(芥川龍之介)忌、地蔵盆・地蔵会
▲芥川龍之介、睡眠薬自殺(河童忌)。36歳(1927)▲GHQが新聞協会代表に共産党員と同調者の追放を勧告。
レッドパージ始まる(1950)▲児島明子、日本初のミスユニバースに(1959)▲アポロ11号帰還(1969)
▲東京教育大学評議会、筑波への移転を最終決定(1969)▲津地裁四日市支部、四日市ゼンソク訴訟で原告勝訴の
判決(1972)▲北の湖、21歳2カ月の最年少横綱に(1974)▲江川がオールスター戦で8連続奪三振を記録(1984)
▲高知県で、入学・卒業式に「日の丸」掲揚、「君が代」斉唱しなかった校長114人に「諭告」処分(1991)
▲新潟で中央競馬史上最高の大穴27万1230円(1994) ▲スリランカ内戦、バンダラナイケ国際空港襲撃事件
(2001)▲東日本大震災被害の福島・宮城・岩手以外44都道府県で、地上波アナログテレビ放送終了(2011)
▲スペインで列車脱線事故79人死亡(2013)▲アルジェリア航空機、機体に着氷し墜落全116人死亡(2014)

平和への希い1573 テープ回しているとちゃうだろうな  

2019-07-23 10:35:47 | 日記

吉本興業の所属タレントが、「反社会的勢力のパーティで闇営業」問題が、連日マスコミでにぎやか。
言った言わない、言ったことがパワハラだ、いや冗談で言ったつもり、と、茶番を、評論家・法律家・
元吉本社員や関係者、タレントなど、大の大人が、口角泡を飛ばして意見を言い合うテレビ画面に、
ウンザリ。
犯罪の取り調べが、可視化によって、冤罪防止を図ろうとしている昨今なのに、
「テープ回しているとちゃうだろうな」と言った、吉本興業の社長。
「テープ回して、お話ししましょう」と言うべきだった。
コジれてしまった場合には、余分な、憶測をされないために。

権力を握りる者と権力者の下で生活しなければならない弱者の「ドロドロした関係」は、人類がこの世に
生まれた時からの古くて新しい問題。良好な関係が殆どなのでしょうが、コジれたら修羅場。
録画技術が進化した現代、お互いに「テープ回して」修羅場にならないように気を付けましょう、となっても、
人が人を信じる社会でなくなって、砂を噛むようで、更には、疑心暗鬼が横行してしまう。

平和を危うくする大国間の軍拡競争は、相手国に対する抑止力のためと、お互いに相手国への疑心暗鬼が原因。
コジれているんだけれど、「お互いにテープを回して話し合いましょう」とはならない。困ったものだ。
ウォーキングで、出会った花々です。

7月23日「今日は何の日カレンダー」より
犬の日(~8/23 ドッグデー)、文月・ふみの日(郵政省1979)
◆大暑(二十四節気の一つ。暑気が至り最も暑くなる)▲由井正雪の謀叛計画が発覚し、丸橋忠弥は捕らえ
られ、26日正雪は自害(慶安事件)(1651)▲塙保己一、和学講談所設立(1793)▲ソウルで朝鮮兵反乱。日本
公使館を襲撃(壬午事変)(1882)▲英の登山家ウエストン(日本アルプス名付け親)来日(1909)▲富山県魚津町
の漁民の妻たちが米の値下げを叫んで蜂起したことがきっかけで米騒動はじまる(1918)▲潜水艦なだしおと、
釣船第一富士丸が衝突。30人死亡(1988)▲全日空機がハイジャックされ機長が刺殺される(1999)▲スペース
シャトル、初の女性船長「コロンビア」打ち上げ成功(1999) ▲ 中国浙江省で、高速鉄道同志が衝突脱線
35人死亡(2011)▲マリナーズ・イチロー選手、ヤンキースへトレード移籍(2012)▲広島・黒田博樹が
野茂英雄に次ぎ、日米通算200勝達成(2016)


平和への希い1572 取り敢えず、良かった  

2019-07-22 10:21:28 | 日記

昨日の参議院選で、参議院の改憲勢力が2/3割れし、とりあえず良かった。
安倍総理は、21日夜の民放番組で、自民党総裁任期の2021年9月までに、憲法改正の「国会発議」と
「国民投票」をしたい意向を表明していた。
弱小野党への勝算あってのことだったのでは、と厚顔ぶりが感じられた。
改憲勢力は、自公と維新に、国民民主党が加われば、参議院で改憲発議できる2/3になると踏んでいたと、
想像出来る。

安倍総理の憲法改正は、集団的自衛権発動の足かせになっている憲法9条を改悪することなのだ。
74年間、日本が戦争に巻き込まれず、平和を維持できたのは、憲法9条のお蔭なのだ。
今後は、安倍総理が、憲法改正の発議が出来る、衆参それぞれで、2/3の賛成する議員を集めるために、
どういうことを言い、どういう行動を取るのか、をしっかり見張る必要がある。

投票率が低く、結果オーライだったかも知れないが、心から、今回の参議院選、良かったと思っています。
今回の選挙結果で、憲法9条改悪が簡単に行かないことになった意義は大きい。
憲法9条がある限り、
「トラさんに義理だてして、自衛隊の皆さんの命に係わる「有志連合」に安易に加われないぞ、晋さん。」

今晩は乾杯したい。
ウォーキング中に出会った花々です。

7月22日「今日は何の日カレンダー」より
下駄の日(全国木製はきもの業組合連合会)、てんぷらの日、夫婦の日(毎月)
▲近江朝廷軍、瀬田で大海人皇子軍に大敗する(672)▲ハーメルンの笛吹き。ネズミの大量発生に困ったハー
メルンの町長は笛吹き男に頼むと、笛で誘って川で溺れさせて退治。町長がお礼を払うのを渋ると男は笛で
子供たちを誘い出し失踪(1376)▲イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエル、鹿児島に上陸(1549)
▲高田光政が日本初のアルプス3大北壁征服(1967)▲文部省が初の肥満児全国調査を発表(1969)▲ちびくろ
サンボ、人種差別と報道(1988)▲小樽市に石原裕次郎記念館(1991) ▲日本で46年振り皆既日食(2009)
▲日本女子ソフトボール、42年振りに、世界選手権で優勝、世界一に(2012)