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KYOTO MAIKOYA 祇園清水店(旧伊藤喜商店)1 茶道体験
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写真は、2階の大広間。
KYOTO MAIKOYA 祇園清水店は主に海外の方向けに茶道体験をしておられ、
建物は元伊藤喜商店(いとうきしょうてん)の無量子庵(むりょうしあん)で、大正15年の建築の登録有形文化財です。
アクセス
京阪電車の清水五条駅で下車し、改札を出て4番出口から地上に出ます。
そのまままっすぐに五条通を直進し、約400m先の6個目の交差点(目の前に歩道橋がある)を側道へ左折します。
再び約320m直進し、左手の六波羅蜜寺を越えた次の交差点(八坂通)を右折します。
右折してすぐ右手にフレンチの貴匠桜があり、向かって右手の路地の奥にKYOTO MAIKOYA 祇園清水店があります。
伊藤喜商店は龍野の醤油や塩、酒、味噌などを料亭へ卸していた商家で、表の貴匠桜は伊藤喜商店旧店舗兼主屋、裏にある無量子庵は邸宅だったと思われます。
貴匠桜
玄関を入ると通り庭の部分がアプローチになっており、「醤油」の看板が残っています。
右手の旧店の間はキッチンです。
奥に進むとおくどさんが残され、会計カウンターに転用されています。
靴を脱いで右手に上がると、右手に応接間があり、左手の階段に案内されます。
階段は右に登りますが、その正面奥には1階の奥座敷が個室になっており、その向かいに小さなお庭もあります。
主な客席は2階で、2階は仕切りが取り払われ、広くイス席として使っておられます。
茶道体験
茶道体験はネットで申し込みで出来ますが、着物に着替えさせてもらって行うプランで7,000円です。
海外の方向けなので説明はすべて英語です(ただし日本の方が話されるので、ある程度分かると思います)。
時間は全員の着替えに約30分、お茶席が40分+撮影タイム20分の計90分です。
最初に路地の入口に行くと、着替えの棟が別にありさらに北側の町屋に行くよう指示が書いてあります。
まずはそちらで着物を選んで着替えさせてくれます。
無量子庵に入ると左手奥の待合の椅子に座って待ちます。
参加者が揃ってくると、1階の大広間に通されそちらでお茶席を体験します。
2階にも同じような大広間があり、体験は正味60分なので上下で30分ずらしで開催しているようです。
1席10名弱でした。
茶道とは何か、一期一会や和敬清寂の説明。
お菓子を戴いた後、抹茶の入った茶碗と茶筅があるので、自分でお抹茶を点てて戴きます。
最後は室内やお庭に出て、着物での撮影タイムでした(僕はお茶席体験で失礼しました)。
僕の場合は9:30着替え、10:00からの1席目。
しかも早めに行ったので、前に誰もおらず。
また建物が非常に好きなのを察して下さり、優しい女将さんが全部屋とお庭から小間の茶室 松庵の中も躙口から見せて下さいました。
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