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2014 6/8の拝観報告4(苔寺)


写真は、庭園

さて12:30頃に苔寺の門前に到着しました。
12:50集合の「そうだ 京都、行こう」ツアー ”竹の寺と苔の寺 京のみどり散策”に参加するためです。

今回はアマ会で、Hitoさま、WAN先代、KEIさま、あんとんさまと僕の5名が参加しましたが、狛犬好き!さまも個人で申し込まれていました。
さらに狛犬好き!さまが現地で知り合われた方も、一緒に参りました。

往復ハガキでの個人申し込みの方々と一緒でしたので、結構多かったです。
それもそう、6月ですからね。

最初に恒例の写経があります。
アマ会では”筆ペン持参”を呼びかけましたので、みなさん結構写経が早かったです(笑)。
慣れない筆で墨を付けながらは、さすがにね。

そして終わり次第順次庭園へ。
ご存知の通り、僕は「誰もいない写真」を心がけているので、この辺りは早かったです。
もう苔寺も4回目ですので、「どこのアングルの写真が欲しいのか」も初めから大体決まっていました。
さらに奥行きを出すためには、散策路を写真に入れた方がいいように思うので、どうしても他の方々が来る前にと急ぐ必要がありました。

今回気付いたことがありました。
写真を撮られる方からすると当り前なのかもしれませんが、僕は撮影方法を学んだことがなくすべて自己流なので。

それはいつもいうように光が強すぎると白トビして、真っ白な写真になってしまいます。
しかしこういう鬱蒼とした林の中などではもとが少し暗いので、”それなりに光があった”方が緑が映えますね。

今回もたまたま3タイプ撮影して(日光なし、そこそこ日光あり、強烈日光)比較すると、断然真中のがきれいでしたね。
それ上の写真であり、本編のも日光ありのに入れ替えました。

早々に一周して、しばらく休憩です。
14:50までとかなり拝観時間があったので、さらに今後はみんなで2周目に行きました。
いつものようにWAN先代は気になるとことは”ネットリ、コッテリ”みておられました(笑)。
今回は重文の湘南亭のようでした。
列から遅れても見ている。
しばらく離れても、まだ見ている。
やっと離れてこちらに向かってきたかなと思うと・・・また戻ってるみたいな(笑)。

彼は本当に文化財好きですね。
桜のシーズンとか一緒にっても、そんなに景色や庭園に執着はないようですね。
もちろん動物のエサやりも興味ゼロ(笑)。
完全なB派なんでしょうね。

まあそれはそれでいろいろな観点での楽しみ方なんでしょう。
面白い人です(笑)。

14:50には表門前に集合して、次へと向かいました。

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長楽館

写真は、玄関からの外観

長楽館は明治の煙草王 村井吉兵衛の別邸跡で、ジェームス マクドナルド ガーディナーが設計したのは京都検定に頻出です。
今では喫茶、食事やホテルとして営業されています。

アクセス
八坂神社の奥、円山公園の南側です。
円山公園の枝垂れ桜から南に進んだすぐ右手に、長楽館の門があります。

門を入って、左手奥の玄関へ。
手前が本館で、喫茶はここです。
さらに本館の奥にホテル棟がありますが、今回は本館のみです。
喫茶はコーヒ―1杯800円ですので、通常のホテルぐらいです。

内に入ると建物の中央辺りに階段があり、その右側に3部屋と左側に2部屋があります。
1階の右側は奥から書斎、球戯の間(ビリヤードの部屋)迎賓の間で、左側は奥からルシェーヌ(フレンチレストラン)とサンルームです。
1階の右手奥の廊下を進みエレベーターに乗ると新館があり、イタリアンのCORAL(コラール)です。

2階は右側奥から“美術の間”、“煙草の間”、“貴婦人の間”で、左側は“鳳凰の間”と“接遇の間”です。
特に“煙草の間”の入口の上には、伊藤博文揮毫の“長楽館”の扁額があります。

特別公開
3階は2018年の京の夏の旅で公開されました。
階段を上がった中央に茶室の長楽庵があります。
表千家の残月亭を模しており、入口正面には橋本関雪の和楽の扁額があります。

さらに上には書院造の御成の間があります。
折り上げ格天井に付書院、花頭窓や違い棚の和の要素に、バカラのシャンデリアなど洋の要素もあります。

内部は近代洋風建築のお部屋がたくさん並びますが、部屋ごとに色調が違っていたり中国風だったりとコンセプトが異なっていました。

お願いすると内部の見学もさせて頂けます。
コーヒータイムのついでに内部の見学をするのがいいでしょう。



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