goo

2014 7月の特別拝観


写真は、比叡山延暦寺の大書院

7月の特別拝観は、「京の夏の旅」がメインです。

「京の夏の旅」が3か月間続く小康状態が9月末まで続き、その後は収集がつかないぐらいの秋の特別拝観ラッシュになります。

分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。

洛中
C-2 相国寺 方丈法堂 7/12~8/10(8/1、8/2は襖絵公開なし)
D-3 勝福寺 七夕コンサート 7/5 18:00~20:00
B-3 杉本家住宅 祇園祭屏風飾り展 7/14~7/16
D-3 長江家住宅 祇園祭屏風飾り 7/14~7/16、7/20~7/24
D-2 紫織庵 祇園祭と屏風飾り7/1~8/25
C-3 山紫水明処の庭(要予約)3月中旬~7月末
A-1 二条城 〈白書院〉水墨画傑作選~ 将軍の居室に描かれた風景・人物花鳥~  7/11~9/15
E-3 輪違屋 7/12~9/30
C-3 角屋もてなしの文化美術館 3/15~7/18(別料金で2階もあり) 7/19~9/14(1階のみ)

祇園祭 
・宵々々山 7/14(月) 歩行者天国なし
・宵々山  7/15(火)
宵山   7/16(水)平日
前祭巡行 7/17(木)平日
・後祭 宵山 7/21~7/23 露店はなし
・後祭巡行 7/24

洛東
B-2 吉田神社 大元宮 7/1
D-2 面白能楽館(京都観世会館) 7/26 12:00~ 3000円 
D-3 知恩院 浩徳院 7/5 フェスタ沙羅双樹 仏画      
D-3 大雲院 祇園閣  7/12~9/30 
B-3 建仁寺 両足院 半夏生の庭 6/8~7/10 7/12~9/18(拝観休止 8/9、8/10)
C-3 東福寺 天得院 (桔梗)6/21~7/5
D-1 真如堂 寺宝虫払会 7/25

洛北
E-3 舞鶴 旧東郷邸 7/19~7/21
E-3 舞鶴 聚幸菴(松栄館) 7/19~7/21、7/26、7/27、8/2、8/3
E-2 しょうざん 峰玉亭 7/12~9/30
E-2 比叡山延暦寺「大書院」特別拝観と天台薬師の池「びわ湖」遊覧 京都定期観光バス 比叡山延暦寺 大書院を含む 7/19~8/31の月・土・休日運行(7/26、8/3、8/4、8/11、8/25は運休)
A-1 三千院 あじさい祭 6/15~7/15
D-3 香雲ミニコンサート(大原 浄蓮華院蓮成院) 7/5~9/28の土日祝
A-1 岩倉実相院 実相院ブルー写真展 7/1~8/13
D-3 西村家別邸 3/15~12/8
D-2 神光院 7/21、7/22 きゅうり封じ
C-2 下鴨神社 神服殿、大炊殿  7/12~9/30

洛西
D-2 五智山 蓮華寺 7/28、7/29 きゅうり封じ
法金剛院 観蓮会 7/13~8/4(7:00開門)
A-2 三寶寺 7/29 ほうろく灸祈祷会

洛南
E-3 山科当麻寺 7/5 あゆみ観音 特別開帳
三室戸寺 あじさい園 6/1~7/13
三室戸寺 ハス酒を楽しむ会 7/12

特別拝観・予約拝観の索引へ

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 18 ) | Trackback ( )

安国寺(丹後散策14)


写真は、紅葉の本堂

安国寺は足利尊氏の出生の地ともいわれている寺院です。

アクセス
京都縦貫道の“京丹波わちIC”までは、前述を参照してください。
京丹波わちICから京都縦貫道に乗り、1つ目の綾部安国寺で降ります。
国道27号線へ左折します。
最初の側道へ右折してJRの踏切を渡ります。国道27号線沿いに“安国寺”の案内があるので大丈夫です。
そして突き当りT字路を右へ。
約100mで府道74号線と合流し直進します。
さらに約100m先の側道を右折すると、その奥に安国寺の表門があります。

参道途中の左手に尊氏の“産湯の井戸”があります。
石段を登ってもみじの参道を進みます。
石段の上に表門があります。
表門をくぐると、左手に庫裏、その奥に方丈、正面にかやぶきの本堂があります。
右手には池があり、このあたりももみじがきれいです。
さらに右手前の奥には開山堂の正賡庵(しょうこうあん)への門があります。

本堂には本尊の釈迦三尊像が中央に、右手に地蔵菩薩半跏像がお祀りされており、いずれも重要文化財です。
通常は外からの拝観ですが、事前に連絡しておくと拝観料300円で堂内でお参り出来ます。
またさらに庫裏から方丈の方にも入れて頂き、約30cmのお厨子にお祀りされている小さな千手観音菩薩像にもお参り出来ますし、庫裏で尊氏の産着を使った袈裟などの宝物も見せて頂けます。

本堂と左手の方丈との間には枯山水の“清龍の庭”があります。
この庭園には枝垂れ桜があり、春はきれいなようです。

さて境内右手の開山堂に向かいます。
門をくぐると左手に開山堂があります。
この開山堂の右手に3つの宝篋印塔があります。
中央が足利尊氏、左側が母の清子、右側が妻の登子のものです。

楞厳寺へ

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )