私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

スケルトンPCの製作紹介ーその3

2006-05-28 08:40:36 | 過去に自作したPCの紹介
昨日に引き続き、製作方法を述べます。

まず、作り方の基本ですがいわゆる”現物合せ”という手法、すなわち設計図面は書かず、部品の原寸に合せ作っていくやり方です。ここで失敗しないコツは頭の中で構造を十分にイメージしておく事です。

今回は、「箱を作って中にマザーボードを押し込む」というやり方ではなく、「底板の上にマザーボードを置き、その周りにボルトの柱を立て、CD・HDDは上板に貼り付け、その間にロープロファイルPCIをサンドウイッチにする」、という構造で考えました。こう考えると作成手順もおのずとこの順番に決まります。
今述べた構造は以下の写真を見てください。



但し、温度上昇を抑えるために空気の流れについては配慮が必要です。基本的には熱い空気は上に向かうので下側に空気取り入れ口を、排気はファン(6cm)を一番上に設けましたが、結構温度が上昇してしまいました。(CPUファンの直上で47~48℃)
そのため、下部にある電源ユニットの直ぐ横下向きにファン(8㎝)を追加しフル負荷(スーパーΠのBMテスト)状態でも40℃を越えることは無くなりました。
ちなみにスーパーΠの結果は、<100万桁:2分10秒>です。オーバークロックはマザーのスペック上できませんので、まあこんなものかなと思います。現有のペンティアム4ー1.6Ghzマシン(後日紹介します)とほぼ同等です。

あと作成で面倒なのは、多くの穴を開けることです。特に背面の各出力取り出し口、空気取り入れ・排出口等、ここは忍耐で頑張りました。ドリル・糸鋸・ヤスリで根気よく仕上げていきます。一日で全部やろうとせず、何日かに分けてやる方が良いでしょう。また透明なので作業中に傷をつけないよう、短気にならずです。万一傷がついても慌てず、小さく浅いものであればコンパウンドでかなり消せます。

最後は側面板(上下左右の計4枚)の固定方法です。最初はアルミアングル材で枠を設け、ネジで固定しようとも考えましたが、せっかく全てを透明にしたのにつまらないと悩みました。結果一番安易ですが一番すっきりしたのが両面テープ(1㎜厚くらい、色は黒)による固定です。100円ショップに丁度良いものがあり、これを板厚の3㎜幅にカットしペタペタと張リ付けます。後は足になるゴム(透明のシリコンゴム製)を購入し、貼り付けて完成です。

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