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私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

スケルトンPCの製作紹介ーその2

2006-05-27 21:50:42 | 過去に自作したPCの紹介
前回、中身について説明しましたので、いよいよスケルトンケースの製作について説明します。

最初に透明プラスチックの材料選定です。アクリル、塩ビ、ポリカーボネート、等入手可能なプラスチックは色々ありますが、価格の点から塩ビかアクリルになります。
アクリルは確かに透明度が高く、上手に加工すれば質感の高いものが出来ると思います。市販されてる透明ケースは恐らくアクリル系を用いていると思いますが価格は非常に高価です。多分加工費が高いのでしょう。アクリルの一番の難点は割れやすいことでしょう。加工で一寸無理するとすぐにクラックが入ってしまいます。
一方、塩ビは非常に加工しやすくまた割れにくいのですが、難点は硬度が柔らかくボルトを直にねじ込むと数回でネジ穴がバカになってしまうことです。

結論ですが、加工性の良い塩ビにしました。尚、板厚は3㎜としました。これ以上厚くすると価格が一挙に跳ね上がってしまいます。

続いて作成方法ですが、まず使用した工具を説明します。
ここでは一般的な工具(ドライバ、カッター、等)は省略、あると便利な工具のみ紹介します。

まずジグソーです。直線または曲率の大きな円弧のカットに使用、もちろん金鋸でもOKですが、カットする量が増えると絶大な威力を発揮します。



次はホットグリュー(正式名称かは不明)です。樹脂を溶かし接着する道具で一寸した配線の固定、プラスチックと金属の接着等に用います。但し接着力は大きくないので、力のかかる部位に用いる時は要注意です。



これはおなじみの電動ドリルとドリル(Φ1.5,2.4,3.2,3.5,5.0これ位はあればよいでしょう)、回転ヤスリ(どんぐりの頭みたいなもの)それとテーパーリーマです。テーパーリーマは穴を任意の大きさに拡大できるので、大変便利です。



続けます。これは糸鋸と金ヤスリです。特に説明は不要と思いますが、ヤスリは普通の平に加え、半丸、三角があれば良いでしょう。



これはタップとダイスです。タップはM2,3,4の3種類、ダイスはM3を良く使います。



次はちょと変わったのもを紹介します。右下のレンチはトルクスレンチで、HDDに使用されているボルトの脱着に用います。(HDDを分解する人はあまりいないと思いますが・・・。)



最後に、今回の製作には無関係ですがLAN端子の圧着機を紹介します。市販のLANケーブルってなかなかジャストの長さがありませんね。その時これを使用すると便利です。(端子無しのケーブルはとても安価です。)



今日は工具の説明で終わってしまいました。
次回はこれら工具を使う時のコツを述べます。

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