SSD 各社が提供しているツールを使い、メンテしてみようと思います。（Samsung 製 SSD / その２)

Magician　を起動すると、最初の画面に、以下の様に「AHCI モード無効」となっていました。




そこで、デバイスマネジャーで、AHCI ドライバーをみてみたのですが、一応正常に動作していました。




ということは、OS（このマシンは Windows Server 2012R2)のインストール時、AHCIモードの設定をしていなかった（自分のミスですが、、、）可能性が高そうです。

今から、AHCIモードに変換する方法もあるようですが、性能的にそれほど大きな差はなさそうなので、ここはそのままにしておきます。


それでは、Mabgician の各項目を見て行きます。

まず、「System Compatobility」です。



システム（windows Server 2012R2)に対し、特に問題無し、ということです。


次に、「perfomance Benchmark」を見てみます。

「開始」ボタンをクリック、４分弱で完了。




シーケンシャルについては、CrystalDiskInfo のシーケンシャルとほぼ同じ結果（値）でしたが、ランダム(IOPS) については、単位が異なるのか CrystalDiskInfo の４K の値とは全く一致しておらず、この値をどう評価すればよいのか、よくわかりませんでした。。。


続いて「Performance Optimization」を見てみます。



「標準」では Windows の TRIM が実行されるだけなので、ここでは「詳細設定」を行ってみました。



「開始」をクリックすると、以下の警告メッセージがでてきます。



「はい」をクリック。



３５分で完了しました。

どんな効果があるのか、この最適化を行う前と後で、CrystalDiskInfo の比較を行って見ました。



全体的に Read の値は向上していますが、Write の方は若干悪化している感じです。いずれにしても誤差レベル？で、実感できる差はありませんでした。

最後に「Over Provisioning」を見てみます。



パフォーマンス向上、寿命向上などの効果があるとのこと、またSSDの容量にも空きが十分あることから、推奨値で実行（「設定」をクリック）してみました。




数分で完了。この解説がその通りであれば（定量的な効果は見えませんが、、、）「Over Provisioning」機能は有用だと思います。

どんな効果があるのか、このまま様子を見て行きます。