私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

妻のPC

2006-06-24 21:19:46 | 過去に自作したPCの紹介
これまで10台のPCの説明をしてきましたが、今日はその最後となる11台目のPCを紹介します。
このPCは普段、妻が使用しているPCですので、タイトルを「妻のPC」としました。
妻はこのPCでお米・お菓子等色々買ったり、友達とのメールや娘(大学生で東京に下宿してます)とのビデオチャット、韓国のサイトからぺ・ヨンジュンの写真のダウンロード等、結構活用しております。この私のブログもしっかりチェックしてるようで、時々誤字脱字を指摘してくれたりします。

それではPCの紹介をしましょう。

使用しているパーツはそれほど特殊なものは無く、ごく一般的で性能も現時点では中の上といったところでしょうか。(SuperΠ104万桁が53秒です)
このPCで一番特徴のあるのはケースです。古いATマザー用のケースをATXに転用改造しました。
皆さんあまりご存知ないかもしれませんが、今から12~3年年くらい前でしょうか、PCと言えばATタイプしかなくケースも電源ももちろんマザーも全てAT規格でした。(当たり前ですね)
私も二番目に手に入れたのがAT規格のショップブランドPCでした。(最初のPCはNECのPC9801-BX/U2) TWOーTOP製のVIPシリーズという名称でペンティアムプロを搭載し約20万円くらいしたのを覚えてます。
その後このPCも使わなくなり捨てるつもりでいましたが、捨てるのにもお金がかかるようになり、なんとか使えないものかとだめもとでATXマザーをこのケースに入れてみました。そしたら意外にもマザーのネジ穴とPCIカードの位置関係、電源の取り付け穴ピッチ等、ピッタリ一致することがわかり、PS/2ポート,USBポート、オーディオ端子・LAN端子(オンボード)等数箇所の出力取り出し穴を加工すれば使えることが分かりました。
鉄板の板厚が結構あり加工にはかなり苦労しましたが、板厚がある分剛性も高く適度な重量もあり、かなりしっかりしたケースに仕上がったという印象です。また外板も今ではまず見かけないタイプで両サイド~天板まで一体となってます。このため、幅も5インチベイ+15ミリ程度とかなりスリムです。

それでは構成パーツを紹介します。
マザー:AOoen MK79G-N (チップセットはNVidia nForce2-G)
CPU:Athlon XP2400+(2.0GHまでオーバークロックして安定動作してます)
HDD:Seagate ST340810A(40GB)
VGA:NVidiaGeForce2 MX400
DVD:Pioneer DVD-RW DVR-104
Mem:512MB(1枚・ノーブランド品)

以下写真で説明します。
<正面>
この顔見て「TWO・TOP製のVIPシリーズだ」とわかるひとは、かなりベテランのPC自作マニアですね。


<背面>
ここが苦労したところです。金鋸と金ヤスリで根気よく加工しました。オーディオ端子とUSBポート、LAN端子の取り出し(写真中央の左側)がかなり大変でした。あと不要な穴があったので、アルミテープで塞ぎました。


<内部>
ご覧のようにシンプルです。LANもオーディオもオンボードですので、VGAカードのみの構成です。唯一の特徴は、CPUファンです。AMDの純正はかなり騒音が出るので、大型ファンに変更してます。
もうひとつ、妻がデジタルカメラを買い、データをPCに保存したい、そのためSDメモリを簡単に取り込めるようにと正面にSDメモリーリーダーを追加(内部USB端子に接続)、3.5インチベイに取り付けました。

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